読者の皆さん、野球の世界は毎年、契約更新のニュースで大きく動きます。今回は読売ジャイアンツの来季へ向けた動きを詳しくお伝えします。7選手の契約更改を軸に、それぞれの思いや目標をわかりやすく整理します。
契約更改の概要
巨人は3日に吉川尚輝選手と丸佳浩選手を含む7選手との契約更改を発表しました。今季は故障もあり107試合の出場にとどまった吉川は「個人的にも、チーム的にも苦しいシーズンだった」と振り返り、和真こと岡本和真選手のメジャー挑戦を前向きにとらえつつ、穴を1人で埋めることは難しいため全員で戦っていく決意を示しました。さらに新たに選手会長を務めることとなり、「若い選手も増えてきたので、プレーはもちろん、来季はチームの事も考えながら引っ張っていきたい」とリーダーとしての自覚を表明しました。
開幕前に右脚をけがしてしまった丸佳浩選手は、来季へ向け「自分でもう少し対策できたのではないか」と反省を語りつつ、まずは一軍で規定打席に届くことを目標に掲げました。残り71本のヒットで来季中の通算2000安打達成を見据え、「達成できる位置に来られたのは嬉しい」と話しました。
来季に向けては、クライマックスシリーズでプロ初となる本塁打を放った佐々木俊輔選手が「後半戦は来季につながる手応えがあった」と振り返り、守備と打撃の両方を伸ばしてレギュラー争いに加わる意欲を示しました。帝京高校の先輩にもあたる松本剛選手が新たに加入したことにも「吸収できるものは吸収したい」と前向きです。
5年目の中山礼都選手は、内野から外野へコンバートされて76安打、32打点、7本塁打とキャリアハイの成績を記録しましたが、さらに成長を求め「2桁本塁打は通過点。すべての数字を伸ばしたい」と来季の目標を掲げました。
このほか、田中千晴投手、菊地大稀投手、山田龍聖投手の3選手も契約更改を迎え、来季の陣容強化へ向けた動きが続きます。
選手別の要点
吉川尚輝選手は開幕からの負担を振り返りつつ、若手へもリーダーシップを発揮する意欲を強調。丸佳浩選手は来季の規定打席到達を最優先課題に据え、2000安打達成の視界を明確にしました。佐々木俊輔選手は守備・打撃の鍛錬を誓い、中山礼都選手は外野の守備範囲を広げつつ、二桁本塁打を目標としています。田中千晴投手、菊地大稀投手、山田龍聖投手はそれぞれ来季の活躍へ準備を整えています。
来季の陣容がどう組み上がるか、ファンの期待は高まります。読者の皆さんは来季の巨人をどう評価しますか。今後の動向に注目していきましょう。
記事元:読売ジャイアンツ公式ホームページ クロスチェック済み(2025年12月3日掲載)


