ヤクルト・赤羽由紘が「スカパー!ドラマチック・サヨナラ賞」を受賞

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2025年12月4日、セ・パ両リーグが主催する「2025 スカパー!ドラマチック・サヨナラ賞」の年間大賞が発表され、ヤクルトの赤羽由紘内野手(25)と日本ハムの郡司裕也捕手(27)がそれぞれのリーグから受賞しました

この賞は、ファンの投票によって受賞者が決定されるもので、ヤクルトの選手が受賞するのは昨年の長岡秀樹から2年連続、通算5度目となります

また、日本ハムの選手がこの賞を受賞するのは2012年の中田翔以来、実に13年ぶりのことです

赤羽が受賞の理由となったのは、7月21日の広島戦における逆転サヨナラ3ラン

試合は6-4でリードされていた状況で、九回の2死一、三塁という絶体絶命の場面から左翼ポール直撃の一打を放ちました

赤羽は受賞の感想を「サヨナラの試合は終始リードされていて苦しい展開でしたが、チームメートが助けてくれ、最高の結果になりました」と語り、喜びを表現しました

しかし、今季のチーム成績は5年ぶりのリーグ最下位と厳しい状況で、来季は主砲・村上宗隆内野手が米メジャーリーグに挑戦するため大きな穴が空くことが予想されています

赤羽は「すごく寂しい気持ちです」としつつ、「絶対的レギュラーの枠が空くので、チャンスでもある」と本音を漏らしました

また、赤羽は村上との関係を振り返り、「シーズンの始まる前から一緒に食事をし、『今年はチャンスなんだから頑張れよ』と声をかけてもらいました」と明かしました

来季に向けての意気込みも語り、「若い選手で切磋琢磨して、まずはその穴を埋めることが必要です

チームとしてもAクラスを目指したい」と力強く述べました

ヤクルトの赤羽由紘が「スカパー!ドラマチック・サヨナラ賞」を受賞したことは、彼自身のキャリアにおける重要な一歩となるでしょう。村上のメジャー挑戦が迫る中で、赤羽がどのようにチームを牽引するのか、その成長が期待されます。
キーワード解説

  • サヨナラ賞とは?ファンの投票によって決まる賞で、特に印象的なサヨナラ勝ちの瞬間を称えるものです。
  • 内野手とは?野球のポジションの一つで、主に内野(インフィールド)の守備を担当する選手を指します。
  • キャリアハイとは?選手がこれまでのキャリアの中で最も良い成績や成績を上げたことを示す言葉です。

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