今季は打撃調子が上がらず、44試合出場で打率.240(96打数23安打)、3本塁打10打点と振るわなかったため、年俸7500万円に25%減額でサインした
中村は、NPB現役最多の通算481本塁打を誇る選手であり、これまでに6度の本塁打王に輝いている
しかし、今季は出場機会が限られ、特に代打としての成績は不振だった
代打での成績と今後の展望
今季、代打として22打席に立った中村剛は、打率が.200(15打数3安打)で、本塁打は1本、4打点を記録した一方で、選球眼の良さを示す7四球を選び、出塁率は.455をマークしている
これは、対投手へのプレッシャーを考慮すると非常に優れた結果である
契約更改後の記者会見では、今年の最多安打者で同い年の栗山巧選手が現役引退を表明したことに関して問われた中村は、特に感慨はないと冷静にコメント
「1日1日を生きていきたい」とする思いを述べ、「栗山選手とは会っていない」との冗談を交え、報道陣を和ませた
シーズンの振り返りでは、交流戦以降は代打としての起用が増え、そのスタイルへの“アジャスト”ができなかったと自身の成績を分析
プロ選手にとって代打とは、普段の試合と異なり“1打席勝負”で結果を出さなければならない難易度の高い役割であり、その戸惑いは中村だけでなく、多くの選手が直面する課題である
今季の彼の成績は、代打での圧力と選球眼の良さを示しつつも、結果に結びつかなかった点が課題とされている
中村剛也選手の契約更改には、彼の今季の成績や起用法が大きく影響していることが伺えます。経験豊富な選手でも、今後どのような役割を果たしていくのか、注目が集まります。
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