西武・蛭間拓哉、プロ初の減俸で契約更改。来季年俸1900万円

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西武ライオンズの外野手、蛭間拓哉選手が4日、契約更改交渉を行い、500万円減の来季年俸1900万円でサインしました

彼にとってプロ入り初の減俸となり、今季は自己最少の12試合しか1軍出場を果たせなかったことが影響しています

蛭間選手は、「(今季は)さまよっていました

なぜダメなのかも分からなかった」と語り、コーチからのアドバイスも十分に活かせなかったと苦悩を吐露しました

活気づく外野陣、競争激化の予感

蛭間選手は、埼玉・浦和学院高、早大での成長を経て、2022年ドラフト1位指名で西武に入団

これまでの外野陣は競争が激しかったが、新たに西川愛也選手がゴールデン・グラブ賞を獲得するなど、他の選手の成長も目立っています

来季には、DeNAから移籍した桑原選手や、ドラフトで指名された秋山選手も加わるため、外野陣の競争はさらに厳しくなることが予想されます

自己変革を目指す蛭間選手

蛭間選手は、「9月から筋肉を肥大させて、骨格筋量を増やすトレーニングを続けている」と明かし、体の使い方についても学ぶことに努めています

このようなトレーニングによる成果は秋季キャンプ中に現れ、球団からも評価されています

「体が変わり、打球も変わってきた」と語る蛭間選手

さらには、来年1月には楽天・鈴木大地選手の自主トレにも参加し、「厳しいトレーニングだと聞いている」と、さらなる成長を求めています

球団からの期待と自覚

契約更改交渉を行った球団本部長、広池浩司氏は、「彼は考え過ぎる部分があったが、来季は芯を一本通して、ぶれない姿をつくることが必要」と助言しています

今シーズンの結果を踏まえ、蛭間選手には来季に向けた更なる努力が求められています

「とにかく結果を残せるように頑張ります」と意気込みを語る蛭間選手の姿勢には期待が寄せられています

蛭間選手の苦しい状況は、プロ野球選手としての厳しさを物語っています。高い期待を背負って入団しながらも、結果が出ないもどかしさが彼の言葉から伝わります。来季への取り組みがどう実を結ぶのか、注視したいところです。
キーワード解説

  • 減俸とは?選手が契約更新時に前年より年俸が減少することを指し、成績不振が原因となる場合があります。
  • 外野手とは?プロ野球において、外野の守備位置に立つ選手のことです。主に広いフィールドで打球をキャッチする役割があります。
  • ゴールデン・グラブ賞とは?プロ野球で優れた守備を行った選手に贈られる賞で、守備力を評価する重要な指標となります。

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