中日ドラゴンズ、来季コーチングスタッフの発表と新たな役職「コーディネーター」導入について

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2025年12月1日、中日ドラゴンズは来季のコーチングスタッフを発表し、放送されたCBCラジオ『ドラ魂キング』には元中日ドラゴンズ捕手で野球評論家の中村武志さんが出演しました

番組の中では、ドランゴンズの新たな組閣について話題が展開され、大谷ノブ彦(ダイノジ)と加藤里奈がコメンテーターとして参加しました

ドラゴンズの新組織

中日ドラゴンズの新しいフロントメンバーとして、元選手の荒木雅博さんが参加します

また、二軍監督を務めていた落合英二さんは投手コーディネーターに配置転換され、藤井康雄さんは打撃コーチ兼コーディネーターとして活動します

中村さんは、コーディネーターという役職が何を意味するのか確認するために、大谷さんに質問することにしました

コーディネーターとは?

コーディネーターという役職は、他のプロ野球チーム、例えば横浜DeNAベイスターズや千葉ロッテマリーンズでも導入されています

福岡ソフトバンクホークスでは、11人ものコーディネーターがいるとの情報もあります

大谷さんによると、コーディネーターは一軍と二軍の選手の情報を共有し、全体を見渡す役割を担っています

江戸時代の「巡見使」に例える中村さんは、この役職がチーム強化に役立つのかは実際に導入してみないと分からないと述べました

打撃コーチの新たな顔

今年二軍で打撃統括コーチを務めていた小池正晃さんが、来季から一軍の打撃コーチに就任することが決まりました

中村さんは、若手選手を一軍に上げる狙いもあり、常に選手に「なりたいバッター」をイメージさせる指導方針を取ると述べました

大谷さんは過去に小池コーチに指導を受けた石川昴弥選手の成功例を挙げ、効果的なコーチング方法についての意見を交わしました

中日ドラゴンズの来季コーチング体制の変更は、選手育成に対する新しいアプローチを示しています。「コーディネーター」という役職の導入は、特に一軍と二軍の選手情報を効率的に共有することを目指しており、プロ野球界全体のコーチングスタイルが変化していることを反映しています。
キーワード解説

  • コーディネーターとは?選手の育成を目的として、一軍と二軍の選手情報を共有し、全体を見る役割を持つ役職です。
  • 巡見使とは?江戸時代に大名や旗本の情報を幕府が収集するために派遣された役職で、コーディネーターの役割に似ています。
  • 打撃コーチとは?選手の打撃技術を指導する役職で、選手がどのようなバッターになりたいかをイメージさせて指導します。

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