来年1月1日付で青木宣親氏(43)がゼネラルマネジャー(GM)に就任することを発表しました
青木氏は球団OBで、米大リーグ7球団でプレーした経験豊富な選手であり、現役を引退したのは24年前に遡ります
一般的に、若い年齢で指導者としてではなくGMに就任することは珍しいものですが、ヤクルトは彼の豊富な経験を基にしたチームの再建に期待を寄せています
現在のGMである小川淳司氏(68)は、年内で退任する予定です
青木新GMはチームの低迷を打破するため、意欲的に取り組む意向を示しています
チームは最近3年連続でシーズンを下位で終えており、青木氏は以下のようにコメントしています
青木新GMのコメント
- 現状について
- 「変わっていく必要があると思いますし、現状を把握して前に進んで行けたら」と述べ、チームの変革を求めています
- 選手の健康管理
- 「主力のケガが多い
これが高齢化が進んでいるということ
主力の高齢化は一つ大きな課題だと思います」と強調しました - 競争の必要性
- 「競争していかなければならないですし、当然補強だとか、いろんなものがありますけど、まずは若い選手にチャンスを与えたい」と若い選手の育成に積極的な姿勢を示しました
- 村上選手のメジャー挑戦
- 「移籍先が決まったときには祝いでもしたい」と期待を寄せつつ、村上選手の挑戦を見守る姿勢を見せています
キーワード解説
- ゼネラルマネジャーとは?:チームの運営や選手の獲得、育成を総括的に行う役職で、チームの方針を決定する大きな役割を持つ。
- ポスティングシステムとは?:日本のプロ野球選手がMLB(メジャーリーグベースボール)のチームに移籍するための制度。選手は一定の金額を提示された外国の球団に交渉することができる。
- 高齢化とは?:ここでは、選手層が年齢的に高く、若手選手の補充を急ぐ必要がある状況を指しています。

