チームの課題は多岐にわたりますが、特に先発投手陣の不安定さがその要因の一つとされています
昨季、チーム最多の15勝を上げた菅野智之選手がフリーエージェント（FA）で米・オリオールズに移籍したことで、戸郷翔征選手には新エースとしての重責がかかりました
2年連続で開幕投手を務めた戸郷選手は、開幕戦でヤクルト戦に臨みましたが、5回4失点という内容で降板
その後も調子を上げられず、特に4月には苦しい投球が続きました
しかし、5月5日に再登録されてからは徐々に復調の兆しを見せ、5月25日のヤクルト戦で6回1失点の内容で今季初勝利、6月8日の楽天戦では7回無失点という素晴らしい投球を披露しました
最終的な成績は21試合に登板し、111回を投げて8勝9敗、防御率4.14という結果に終わりました
もう一人の期待選手、井上温大選手も今季は苦しみました
開幕ローテーションをつかみ、4月の成績は良好でしたが、5月以降は不安定な投球が続きました
最終成績は20試合で107回を投げ、4勝8敗、防御率3.70という結果でした
両選手ともに来季の巻き返しが求められています
今季の巨人は、先発投手陣の成績が思わしくなく、特に戸郷翔征選手と井上温大選手の不安定な投球が目立ちました。来季には、この二人にはさらなる成長と安定が求められるばかりです。チーム全体のレベルアップが期待される中、彼らがどのように応えていくか注目が集まります。
キーワード解説
- フリーエージェント（FA）とは？選手が契約を終了した後、他の球団と契約交渉を行うことができる権利です。
- 防御率とは？投手が何回投げて何点取られたかの指標で、数字が低いほど優秀な投手と言えます。
- クオリティスタート（QS）とは？先発投手が6回以上投げて、3自責点以内に抑えることを指します。
