栗原陵矢選手、2026年型打撃フォームへの挑戦を宣言

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ソフトバンクホークスの内野手、栗原陵矢選手(29)は6日、契約更改に伴う会見で、来季に向け「2026年型」の打撃フォームを追求する意欲を示しました

今季は怪我の影響で80試合の出場に留まり、思うような成果が得られなかったと振り返る栗原選手は、来シーズンに向けた決意を新たにしました

怪我からの復帰と課題

栗原選手は今季、開幕直前に右脇腹を負傷し、シーズンのスタートが遅れました

復帰後も打率が1割台に沈むなど、なかなかコンスタントな活躍ができず、苦しいシーズンとなりました

昨季は打率2割7分3厘、20本塁打、87打点を記録し、ベストナインにも選出されたことから、今年の低迷は自身にとって悔しい結果となったようです

彼は「最初に去年の感覚でやった部分が失敗だった」と語り、来季は新しいスタートを切るべく現在の感覚を一旦リセットすることを決意しました

新たな打撃の追求

栗原選手は、王貞治球団会長の言葉「その年の型を見つけなさい」を重視し、自身の打撃スタイルに挑戦する姿勢を見せています

8月末に復帰し、9・10月には月間MVPを受賞するなど、その後の成績には手応えを得たことから、さらに新しい打撃を模索する意向を示しました

栗原選手は、「良かった感覚に頼るのではなく、新たな型を作らないといけない」と強調し、自己革新に取り組む姿勢を見せています

選手会長としての決意

また、栗原選手は周東佑京選手から選手会長のバトンを受け継ぎ、「責任を持ってやりたい」としました

自身の成長をチームに還元し、グラウンド内外でチームを引っ張る役割を果たす決意を固めています

そのためにまずは打撃フォームの見直しから挑戦していくと語っています

栗原選手の今季は怪我による影響が大きく、自己成長の面で苦闘しました。しかし、来季に向けて新しい打撃スタイルを模索する姿勢や選手会長としての責任感は、彼のさらなる成長を期待させるものです。プロとしての挑戦を続ける栗原選手の姿は、多くのファンを魅了しています。
キーワード解説

  • 打撃フォームとは?打撃フォームは、選手がボールを打つ際の身体の姿勢や動作のことを指します。正しい打撃フォームを習得することは、安定した成績を残すために非常に重要です。
  • ベストナインとは?ベストナインは、プロ野球においてシーズンを通じて優れた成績を残した選手に与えられる称号で、ポジション別に選ばれます。
  • 月間MVPとは?月間MVPは、一定期間(通常1ヶ月)の中で最も優れた成績を収めた選手に贈られる賞です。

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