兵庫県尼崎市の新しい「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」に3月に移転する2軍は、23日に今季のウエスタン・リーグで着用する限定ユニホームを発表した
このユニホームは、1954年から3年間だけ使用されていた2軍の愛称「ジャガーズ」のデザインを69年ぶりに復活させたものだ
歴史的背景とユニホームのデザイン
「ジャガーズ」という名称について、よく知らない阪神ファンも多いだろうこれは、当時セ・リーグ6球団が参加していた「新日本リーグ」において、各球団の2軍が別名で試合を行っていた時期に付けられたものである
阪神が1軍で「虎」の名を使用する一方で、なぜ2軍が「ジャガー」なのかについては、今でも球団内で明確な理由すら把握している人がいないという
ユニホーム発表会の様子
発表会に登壇した平田勝男2軍監督は、「私自身はこの時代に生まれていなかったが、歴史の重みを感じるスタッフ、選手、ファンの皆さんにも『ジャガーズってあったんだ!』と感じてもらえたら嬉しい」とコメント
現代的にアレンジされた「ジャガーズ」のユニホーム姿でファンに訴求力を持つ姿勢を見せた
初戦の意気込み
注目の初戦は1軍の開幕戦と同じく3月28日に予定されている対戦相手はくふうハヤテで、平田監督は「昼間に我が『ジャガーズ』が勝って、夜のタイガースにバトンを渡す
どちらも白星を目指して戦いたい」と意気込みを語った
阪神タイガースが「ジャガーズ」という愛称のユニホームを69年ぶりに復活させるのは、ファンにとって興味深いイベントである。歴史を感じさせるこのユニホームが、新たなチームの活躍の象徴となる期待が高まる。
キーワード解説
- ジャガーズとは? 1950年代に阪神タイガースの2軍が使用していた愛称で、新日本リーグの一部として活動していた。
- ウエスタン・リーグとは? 日本のプロ野球の二軍リーグの一つで、主に西日本の球団が参加している。

