日本ハム・矢沢宏太投手、西川遥輝選手に弟子入り計画を示唆
プロ野球の日本ハムファイターズに所属する矢沢宏太投手(25)が、千葉県鎌ケ谷市にある2軍施設での取材に応じ、5年ぶりにチームに復帰する西川遥輝外野手(33)に弟子入りしたい意向を示しました矢沢は「西川選手からスチール(盗塁)の技術を学びたい」と話し、特にスタートを切る技術やタイミングに関して多くのことを学びたいと意欲を見せています
西川選手はプロ野球史上最多の盗塁数である343盗塁を記録している実績を持つため、矢沢にとって非常に学ぶべきポイントが多く存在します
特に、盗塁においては、塁に出た際のスタートを切るタイミングや、相手投手の癖を読み取ることが求められます
矢沢は日体大から入団して3年目の今季において、自身初の2桁盗塁として11盗塁を達成しました
来季も投打二刀流の左腕としてのプレーを続ける予定ですが、今季同様に野手としての活躍を期待されています
具体的には30盗塁を目指す考えも示し、「自分がうまくなるために聞けることは聞いて学びたい」と語りました
さらに、当日は室内練習場での打撃練習やウエートトレーニングも行い、スピードとパワーの向上に努めている様子が伺えます
矢沢選手は現在体重72kgで、シーズン開幕前までに74kgに増やす目標を掲げており、「しっかりトレーニングしていきたい」と決意を述べました
矢沢選手の弟子入り計画は、若手選手が先輩から学ぶ姿勢を示す良い例です。西川選手の豊富な経験を活かして、盗塁技術をさらに向上させることで、チームの戦力アップにつながることが期待されます。矢沢選手が目指す30盗塁という目標達成のための努力が、今後の活躍にどう影響するのか注目されます。
キーワード解説
- スチールとは?:スチールは、走者がピッチャーの投球を機に次の塁へ進む行為を指します。これに成功することで、得点のチャンスを広げる重要なプレーです。
- 二刀流とは?:二刀流は、選手が投手と野手の両方でプレーするスタイルを指します。このような選手は、攻撃と守備の両方でチームに貢献できるため、特別な存在とされています。

