高校野球選抜大会出場校発表、近畿地区からの選出ゼロの波紋

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2025年1月24日、大阪市内で開催された「選抜高校野球・選考委員会」において、2025年度の出場校32校が発表された

今年の選考では、特に関西地域からの選出に厳しい結果が出ました

なんと大阪府からは、98年ぶりに出場校が選ばれない異常事態となりました

近畿地区において再注目されたのは、滋賀県勢の2校の選出でした

一方で、関東地区では5校目の選考が注目を浴びました

その中で、宝委員長は「山梨学院は投打の総合力が抜けている」との理由で選出しました

関東大会での8強に入ったつくば秀英や東農大二と比較する中での決定でした

愛知県からは、至学館が選ばれました

ここでも、各校の試合内容や戦力が比較され、全項目が拮抗(きっこう)していると判断されました

選考委員は「多くの都道府県を選出する」という地域性を重視した選考を行ったとのことです

特に注目を集めたのは大阪府からの選出がゼロであった件です

候補校の一つである大院大高の辻森監督は天を仰ぎ、選手たちに「何回も言っているけど、大阪3位、近畿ベスト8

選ばれたらラッキーやと

大阪でチャンピオンをとらないと甲子園で評価されない」と語りかけたことが印象的でした

選出された高校一覧

地区 学校名 出場校数
北海道 東海大札幌 1
東北 聖光学園、青森山田、花巻東 3
関東 横浜、健大高崎、浦和実、千葉黎明、山梨学院 5
東京 二松学舎大付、早実 2
東海 大垣日大、常葉大菊川、至学館 3
北信越 敦賀気比、日本航空石川 2
近畿 東洋大姫路、智弁和歌山、市和歌山、天理、滋賀学園、滋賀短大付 6
中国 広島商、米子松蔭 2
四国 明徳義塾、高松商 2
九州 沖縄尚学、エナジックスポーツ、柳ケ浦、西日本短大付 4
21世紀枠 壱岐、横浜清陵 2
大阪府からの選出がないという結果は、多くの高校野球ファンに衝撃を与えました。長い間、強豪校がひしめく大阪ですが、選考委員会の厳しい視点が表れた結果とも言えます。今後の夏の甲子園に向けて、地域の強化が求められるでしょう。
ネットの反応

センバツ出場校が発表されたことで、多くのコメントが寄せられました

その中には、大阪府から出場校がゼロになったことに驚く声が多かったです

特に、「大阪学院が可哀想」といった意見や、近年の選考が特定の地域に偏っていると感じる人たちがいました

また、「京都府から選出がないのは珍しい」との指摘もあり、地域性に疑問を呈する声が多く見受けられました

さらに、今年の21世紀枠に関しても様々な意見があり、「この枠は不要ではないか」といった厳しい意見もありました

選考の透明性や基準に不満を持つ人たちが多いことが伺えます

具体的には、選ばれた横浜清陵や壱岐高校の選考理由が不明瞭だという意見や、「21世紀枠は一つで良い」といった声もありました

多くの人々が選考方法に疑問を持ちながら、出場校に対する応援の気持ちも忘れずにコメントしており、今後の選考に期待を寄せつつ、批判的な声も同時に存在することが強調されています

ネットコメントを一部抜粋

  • 今年も長野県は0か21世紀枠も1度も選出された事ないし地域性は疑問しかない
  • やっぱり東京2校選ばれてる、
  • 本当に21世紀枠は不要かと思います。
  • 大阪の高校が出場無いのは意外。
  • 地域性考慮うんぬんで毎回議論するくらいなら出場決定戦すりゃ良いのに
キーワード解説

  • 選抜高校野球とは?高校野球選抜大会のことを指し、全国の高校から優秀なチームを選出して開催される大会です。
  • 拮抗(きっこう)とは?力や能力がほぼ同じで差がない状態のことを意味します。
  • 地域性とは?特定の地域や地方に特有の特性や文化のことを指します。

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