第97回選抜高校野球大会 出場32校が決定

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第97回選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が、1月24日に大阪市内で開催され、晴れの32校が決定いたしました

この大会は、毎年春に開催される日本の高校野球の祭典で、全国の高校チームが甲子園で優勝を目指します

21世紀枠選出校

21世紀枠には、横浜清陵(神奈川)と壱岐(長崎)が選ばれ、共に初出場となります

21世紀枠とは、スポーツ以外の面でも優れた成績を収めた学校を対象に選出される特別枠です

近畿枠の注目校

近畿枠6校目には、春夏通じて初出場となる滋賀短大付が選出され、滋賀学園と合わせて滋賀県から複数校の出場が決定しました

近畿勢からの複数校出場は、8年ぶりとなります

なお、大院大高(大阪)は選出されず、1927年以来98年ぶりの大阪勢不在が記録されました

優勝候補の動向

昨春王者の健大高崎(群馬)は順当に選出され、連覇を狙います

甲子園での春連覇は過去にわずかに4校が達成しており、健大高崎もその仲間入りが期待されています

主力選手である石垣元気(2年)や下重賢慎(2年)が頼りにされています

他の注目校

また、関東大会の決勝で激突した横浜(神奈川)と健大高崎が優勝候補として挙げられています

横浜は明治神宮大会も制した実績があり、主力選手には奥村頼人(2年)や織田翔希(1年)が名を連ねています

新しいバット規定

さらに、低反発の新基準金属バットが導入されたことも注目されています

昨年の大会ではわずか3本塁打だったため、今年は打撃力向上が期待されています

打撃に定評のある二松学舎大付(東京)や高松商(香川)にも注目です

出場校一覧

地域 学校名 出場回数
北海道東海大札幌10年ぶり7度目
東北聖光学院3年ぶり7度目
関東横浜6年ぶり17度目
東海大垣日大2年ぶり6度目
北信越敦賀気比5年連続12度目
近畿東洋大姫路3年ぶり9度目
中国広島商3年ぶり23度目
四国明徳義塾4年ぶり21度目
九州沖縄尚学2年ぶり8度目
21世紀枠横浜清陵初出場
第97回選抜高校野球大会の選考結果は、多くの新しい顔ぶれが見られ、特に21世紀枠で両校が初出場となることは注目すべきポイントです。また、昨春の王者健大高崎が連覇を目指す中、横浜など強豪校の動向にも期待が寄せられています。新しいバット基準の導入が打撃に与える影響も興味深いです。
キーワード解説

  • 選抜高校野球大会とは?春に開催される高校野球の全国大会で、甲子園で行われる。
  • 21世紀枠とは?特別な成績を収めた学校に与えられる選出枠のことで、スポーツ以外の優れた取り組みも評価される。
  • 春連覇とは?春の選抜大会での連続優勝を指し、高校野球の中でも特に難易度が高い。

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