元本塁打王ピート・アロンソがオリオールズと5年契約締結

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メッツからフリーエージェント(FA)となった元本塁打王、ピート・アロンソ内野手がオリオールズと5年1億5500万ドル(約240億円)で契約合意したことが10日(日本時間11日)に大リーグ公式サイトで報じられた

アロンソは2016年のドラフトで2巡目指名を受けてニューヨーク・メッツに入団し、メジャーリーグ1年目の2019年に53本塁打を放ち、若干の選手ながら本塁打王に輝いた

近年のアロンソは、打点王のタイトルやリーグ最多の二塁打を記録するなど着実な成長を見せている

2022年には打点王に輝き、今季は全162試合に出場し、打率・272、38本塁打、126打点を残した

その成績にはリーグ最多の41二塁打も含まれており、OPS(出塁率と長打率を足した指標)も871という高水準を維持している

アロンソの通算成績は以下の通りとなっており、5回のオールスター出場歴(2019年、2022~2025年)も彼の実力を裏付ける要因となっている

通算成績 打率・253 264本塁打 712打点 OPS・857
また、今オフのFA市場には他にも強力なパワーヒッターが揃い、前日にはナショナルリーグで二冠を達成したカイル・シュワバーがフィリーズと5年1億5000万ドル(約232億円)で再契約したことも発表された

アロンソとの同じく強打の内野手であるヤクルトの村上宗隆選手や巨人の岡本和真選手の契約にも、このFA市場の動向が影響を及ぼすと考えられている

ピート・アロンソがオリオールズに移籍することで、同チームの攻撃力がどう変化するのか興味深いです。彼の実績からもわかるように、圧倒的なパワーヒッティングを持つ選手だけに、オリオールズの打線にどれほどの効果をもたらすか注目されます。また、彼が加入することで他のFA選手の動向にも影響を与える可能性があり、今オフは非常に活発な動きが期待されます。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?:選手が契約が満了した後、他のチームと自由に契約できる制度のこと。
  • OPSとは?:出塁率(OBP)と長打率(SLG)を足した数値で、選手の攻撃力を評価する指標のひとつ。
  • 本塁打王とは?:特定のシーズンに最も多くの本塁打を打った選手に授与されるタイトル。
  • 打点王とは?:シーズンに最も多くの打点を挙げた選手に与えられる称号。

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