契約内容は、契約金2万ドル、年俸10万ドル、そして出来高として1万ドルが設定されており、総額は13万ドルに達します
戸田投手の経歴
戸田選手は、徳島インディゴソックスを経て、2020年の育成ドラフトで巨人から7位指名を受けて入団しました彼は2021年に支配下登録され、翌2022年にはプロ初勝利も挙げるなど、NPB(日本プロ野球)で通算19試合に登板しました
しかし、今季は3年ぶりの一軍復帰を果たしたものの、わずか2試合の登板にとどまり、シーズン後に戦力外通告を受けることとなりました
KBOの新制度と戸田選手の位置付け
KBOでは、従来の外国人枠が3人に加え、来季から新たに「アジア・クォーター制度」が導入されますこれは、アジア野球連盟(BFA)加盟国・地域の選手、またはオーストラリア国籍の選手を対象にした制度で、各球団が1選手を契約することが可能で、契約総額は20万ドル以内とされています
戸田選手は、この新たなアジア枠により、日本人選手としては5人目となる“アジア枠”投手としてKBOでの活躍が期待されています
戸田懐生投手のKBO移籍は、プロ野球の国際的な移籍の可能性を広げる意義があります。アジア・クォーター制度により、より多くの選手が他国のリーグでの挑戦をすることができるようになり、特に若手選手にとっては大きなステップアップのチャンスとなりそうです。
キーワード解説
- NPBとは?:日本プロ野球の略で、日本におけるプロ野球リーグ。日本の野球選手がこのリーグに所属している。
- KBOとは?:韓国プロ野球の略称で、韓国におけるプロ野球リーグ。日本のNPBと並ぶアジアの主要なリーグである。
- アジア・クォーター制度とは?:KBOが導入した制度で、特定のアジア国籍の選手を外国人枠とは別に契約できる特例。

