彼は1973年に阪神に入団し、1985年にはバース氏や岡田彰布氏と共にクリーンアップを組み、初の日本一に貢献した選手です
通算1625試合に出場し、1656安打、349本塁打、1019打点、打率2割9分2厘という輝かしい成績を収め、1988年に現役を引退しました
エキスパート部門で殿堂入りを果たした掛布氏は、16日に野球殿堂博物館で行われた通知式に参加し、その際の心境を語りました
「殿堂の中の空気感は、まるでお墓のように張り詰めている」と表現し、過去のレジェンド選手の肖像が並ぶ空間の神聖さを感じたといいます
「夜に訪れると、あの方たちが野球の話をしているように思います」と、独特の雰囲気を伝えました
また、番組では掛布氏がプロ野球界に入るきっかけをクイズ形式で紹介しました
「野球を辞めるため」が正答であり、彼は「大学や社会人に誘われたが、そこで自分の野球が終わるのは悔しい
諦めがつかない」と振り返りました
この発言にスタジオの共演者たちは感心し、トミーズ雅氏（65）は「漫才を辞めるためにNSCに入るということか」と自らの経歴に例えて笑いを誘っていました
掛布雅之氏のインタビューを通じて、彼のプロ野球界に対する情熱と、殿堂入りの持つ重みを改めて感じました。彼の経験に基づく言葉は、多くの人々に勇気と感動を与えるでしょう。また、他の選手たちとも彼のエピソードを重ね合わせることで、野球というスポーツの奥深さがさらに伝わってきます。
キーワード解説
- 野球殿堂とは？野球殿堂は、アメリカの野球の偉大な選手や関係者を称えるための施設です。選手が記念碑的存在として認められる場所で、野球界の希望や夢を次世代に引き継ぐ役割も担っています。
- クリーンアップとは？クリーンアップは、野球において打線の中でも特に得点を挙げる役割を担う選手たちの位置を指します。通常は3番、4番に配置され、チャンスを得点に結びつける重要な役割を果たします。
