プロ野球・玉井大翔投手が自主トレで復活を誓う

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日本ハムの玉井大翔投手(32)が、沖縄・名護で行われている自主トレに参加し、初のブルペンで60球を投げ込んだ

これまでの6年以上、連続で40試合以上に登板してきた玉井投手だが、昨シーズンは1軍での登板がなかった

昨年4月に発症した腰痛から復帰し、再度1軍で活躍する意気込みを示した

リハビリを経ての復活劇

玉井投手は、自主トレ初日のブルペンで直球やスライダー、シュート、フォーク、カットボールといった多彩な球種を駆使して投げ込んだ

60球を丁寧に投げる様子からは、体調の良さを窺わせ、その表情も明るい

「真っすぐも良かったし、変化球もいい感じで投げられている」と、投球の手応えを感じている様子だった

昨年の苦しみと新たな挑戦

昨年度は腰痛が影響し、7月に復帰したもののファームでの成績は1勝4敗、防御率4.96と苦しい状況だった

それでも、「馬車馬のように働く」と今シーズンへの強い決意を口にした

特に新たな肘を下げた投球フォームの導入も行い、「自分の腕が一番振りやすい位置を探し出した」と話し、バランスの良さを重視している

春季キャンプへの準備

来月1日から始まる春季キャンプでは、2軍からのスタートが予定されている

しかし、「アピールしていかなければいけない立場」と自覚し、2月8日の名護での紅白戦に向けた準備を進めている

2019年には65試合に登板したリリーフエースが、このシーズンでの完全復活を誓っている

玉井投手の自主トレでの意気込みは、昨年の苦杯をふまえたものであり、プロ選手としての成長を感じさせる。新フォームや体調の良さを強調する彼の言葉には、今後の活躍に対する期待が高まる。
キーワード解説

  • ブルペンとは?投手が投球練習を行う専用のスペースのこと。
  • 腰痛とは?腰の痛みで動けなくなることがあり、特にスポーツ選手にとっては致命的な怪我となることが多い。
  • 変化球とは?投手が直球以外の球種を投げ分けることで打者を惑わすための投球の一部。

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