阪神タイガース、ジェット風船演出の実証実験を実施へ

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阪神甲子園球場と阪神タイガースは、2025年1月29日にジェット風船による演出の実証実験を実施することを発表した

実験は、3月9日のオープン戦・巨人戦と、4月14日の中日戦の2試合で行われる

この2日間には、試合開始2時間前までに入場したすべての観客に対して、ジェット風船と専用ポンプのセットが配布される

この実証実験は、周囲への飛沫対策を施した上で行われる

ジェット風船を膨らますためには専用のポンプが必要となっており、球場内には使用済みのジェット風船を回収するための新たな回収ボックスも設置される

また、環境への配慮として、空気注入部分にペットボトルの再生素材が使用され、甲子園球場内で回収したペットボトルの一部も利用される

阪神タイガースは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2020年シーズンからジェット風船の演出を中止していた

阪神タイガースの事業本部長である西山氏は、2023年5月からコロナウイルスが5類に移行したことを踏まえ、「他の球場でも再開されている状況で、多くのお客様から再開を望む声が増えている」と話す

一方で、否定的な意見も考慮し、実験終了後にアンケート調査を実施する予定だ

結果を元に、可能であれば2026年シーズンからの再開を目指すとのこと

ジェット風船演出が中止されて以来、ラッキー7の際にはジェット風船のタオルを掲げる演出や光の演出が模索されてきたが、西山氏は「甲子園でのジェット風船は風物詩となっている

これを代替する演出はなかなか難しい」と述べている

再開を強く望む声が多いことから、今後の方向性を観客の意見を聴いた上で判断したいとの考えを示した

今回のジェット風船演出の実証実験は、観客からの切なる要望に応える形で行われる。特に、阪神タイガースのファンにとっては、伝統的な演出の復活を待望する声が高まっており、成功すれば他の球団にも影響を与える可能性があると考えられる。
ネットの反応

甲子園球場のジェット風船復活実験に対して、コメントは賛否が分かれています

多くのファンは、風船が球場の風物詩であることを認めつつ、いくつかの懸念を示しています

特に、風船を衛生的に使用することや、環境への影響について心配する声が多く、口で膨らます行為に対する否定的な意見が目立ちます

「口で膨らませる人は絶対いる」といった懸念が具体的に挙げられる一方で、「管楽器のような楽しさ」での利用を期待する意見もあります

また、「風船の値段が上がるのでは」といった価格に関する心配や、実験の必要性に疑問を持つ声も聞かれます

一部ユーザーは、他の球場では既に復活しているのに、なぜ甲子園だけ実験を行うのかと矛盾を指摘しています

それに対し、復活に期待を寄せるファンは、「やっぱり甲子園には風船が必要だ」と唱え、過去の素晴らしい経験を思い出しています

結論として、風船の復活には多様な意見が存在し、これからの実験結果が注目されます

ネットコメントを一部抜粋

  • やっぱり7回裏&勝利の風船は盛り上がりますもんねーー。
  • 口で膨らまそうとする奴絶対いると思う
  • ジェット風船は回収してリサイクルするそうだけど、わざわざまたゴミを増やしてそれをリサイクルってどうなんだろう。
  • 楽しければなんでも認めるようなノリはもうたくさんです。
  • フム…衛生的にもエコロジーの面でも、品格の面でも球界の盟主としてお薦めは出来ない。
キーワード解説

  • ジェット風船とは?
  • 飛沫対策とは?
  • ペットボトルの再生材とは?

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