日本ハム・北山亘基投手が新たな投球スタイルを模索

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日本ハムファイターズの北山亘基投手(25)が、沖縄・名護で自主トレを行い、特異な投球スタイルを実践している

このスタイルは、映画「燃えよドラゴン」のブルース・リーの名セリフ「Don't think, feel!(考えるな、感じろ)」に影響を受けたものであり、彼は投球動作に入る前に数秒間静止することを取り入れている

新たなアプローチ

北山はブルペンで22球を投げ、その際に左足を後ろに引いて約8秒間静止

投球前に静止することで、自分の身体を感じることに焦点を当てている

「考えはしていない

感覚を感じて体の中を動かしている」と語る彼は、過去の知識に依存せず、身体感覚を重視した練習を行っている

「教授」の卒業

自らを「教授」と呼んでいた北山は、より感覚重視のスタイルに進化するため、その愛称を卒業することを決めた

「教授は福谷さん

僕は北山亘基で」と、同じ愛称を持つ先輩選手との違いを明確にし、「下の名前の“こうき”と呼んでもらえたら」と述べた

目標の封印

北山は、自身の決めゼリフである「さいこうきでーす!」を優勝するまで封印すると明言

「次のレベルを考えた時に、優勝した時だけ叫ぶ」と話し、目指すべき目標に対する決意を新たにした

ブルース・リーに学ぶ
北山が投球中に採用する静止のスタイルは、精神面にも密接に関係している

彼は相手を倒した後に歓声を上げることを心待ちにしており、ブルース・リーの「アチョ~!」という言葉を彼なりに受け継いでいきたいと感じている

北山投手の新たなアプローチは、従来の練習方法から一歩進んだものであり、身体で感じることを重視する姿勢が印象的です。このスタイルがどのように彼のパフォーマンスに影響するのか、今後の試合が楽しみです。また、「教授」と名乗っていた過去を振り返り、新たな一歩を踏み出す決意も見逃せません。
キーワード解説

  • ブルペンとは? 大リーグで一般的に使用される練習施設で、選手が試合前に投球練習を行う場所です。
  • 投球動作とは? 野球選手がボールを相手に投げるための一連の動きのことです。左右の腕と体幹が重要な役割を果たします。
  • 感覚重視とは? 物事を考えるのではなく、体が感じるままに動くこと。特にスポーツでは身体のフィーリングがパフォーマンスに影響します。
  • 自主トレとは? 選手がシーズンオフなどに自分の仕事を自主的に行う練習のことです。

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