巨人ドラフト1位・石塚裕惺がプロ初アーチを達成、さらなる成長を誓う

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プロ野球・読売ジャイアンツのドラフト1位選手、石塚裕惺内野手(18歳、花咲徳栄)が、2月2日に宮崎で開催された2軍キャンプで、プロ初となる柵越えを達成しました

フリー打撃のセッションにおいて、計32スイングを行い、その中の26スイング目に素晴らしい打球を放ちました

打球は一直線に左翼フェンスを越え、観衆の注目を集めました

石塚選手はフリー打撃後、「(ファンや首脳陣に)見られてる中で、やっぱり力みとかも出ちゃうところがあった」と話し、倦怠感を見せながらも、自身の持ち味である広角への鋭い打球をしっかりとアピールしました

プロ入り初日となるキャンプでは、天候不良のため屋内での練習が多く、屋外でのフリー打撃を心待ちにしていたことが伺えます

「室内ばかりでやっていたら、視野も狭まっちゃう」と語った彼は、この日晴れ渡った宮崎の空の下、思う存分にプレーしました

しかし彼は、今回のホームランに浮かれることなく、打撃の質を高めることに専念すると言い、「ドライブの回転が多く出ちゃってたので、しっかり質のいい打球を打っていけるように」と今後の課題を挙げました

ドラフト1位としての名誉にもかかわらず、この日の練習では居残り特打や特守を自ら志願して実施

来るべき1軍デビューに向けて、地道な努力を重ねる姿勢が見受けられます

「自分のプレーをしっかり心がけることだけかなと思います」と話す石塚選手は、巨人の将来を担う期待の星として、大きな注目を浴びています

記事を通して、石塚選手が持つ粘り強さや努力する姿が印象的でした。初のキャンプという緊張感の中でも、素晴らしいパフォーマンスを披露し、さらなる成長を目指す姿勢は多くのファンの期待に応えていることでしょう。まだ18歳という若さですが、プロ野球界での成長が楽しみです。
キーワード解説

  • フリー打撃とは?:打撃練習の一種で、ピッチャーから投球された球を自由に打つことができる練習形態を指します。
  • 柵越えとは?:プロ野球の用語で、打球がフェンスを越えることを意味し、ホームランとして記録されます。
  • 特打とは?:特別打撃練習の略で、選手が自分の打撃フォームや打球の質向上を目的とした練習を指します。

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