オリックスの若手ピッチャー、宮崎春季キャンプで初のブルペン投球を披露

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オリックス・バファローズのドラフト2位選手である寺西成騎投手(日本体育大学)が、2月3日に宮崎春季キャンプで初のブルペン投球を行い、首脳陣の注目を集めた

打者が入っていない状態で、捕手を座らせて29球を投げ込み、5~6割の力で直球を披露した

投球の内容と寺西選手の感想

ブルペンでの投球中、寺西選手は、「監督やコーチの姿があまりにも近くにあったため、どうしても緊張しました」と振り返った

また、「力が入らないように抑えて投げたが、ケガをしないように慎重にならざるを得なかった」とし、これからの調整に前向きであることを示した

今後は「強度と球数をどんどん増やしていけたらと思います」と次のステップへの意気込みを語った

最速153キロの右腕の能力

寺西選手の最速153キロという球速は、プロ野球において優れた投手の条件の一つで、直球は打者に強い影響を与える

彼は「打者が入ったら、すべてが良くなる傾向がある」と自らの実力に自信を持っており、実戦練習でのアピールに向けた意欲を示している

他の若手投手たちのブルペン投球

同日の練習では、他にも支配下契約を結んだ3人の投手がブルペンに登板した

3位指名の山口選手は、立ち投げで直球を30球投げ、「最初の投球としては良かった

監督・コーチの圧を感じながら、ホップする真っすぐを投げられた」とコメントした

5位指名の東山選手は、カーブやチェンジアップを交えた投球を行い、「1軍のキャッチャーが相手ということで緊張感があったが、自分でコントロールできた」と手応えを語った

6位指名の片山選手も捕手を座らせながらの投球を行い、「感覚は良好だったが、いいところに投げなきゃという気持ちがあった」と心境を語った

春季キャンプでの寺西選手の初投球は、オリックスの未来を担う若手投手としての可能性を感じさせる内容でした。彼の慎重な姿勢と強気の目標は、ファンにとっても期待感を高める要素です。
キーワード解説

  • ドラフトとは?:選手がプロ野球チームに加入する際、各チームが選手を指名する制度です。
  • ブルペンとは?:投手が試合に出る前にウォーミングアップを行う場所で、選手が投球練習を行います。
  • 直球とは?:野球において、投手が最も基本的に投げる球種で、速く真っ直ぐ飛ぶことが特徴です。

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