ロッテ新外国人サモンズ、初ブルペンで全持ち球を披露

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ロッテの新外国人選手で、かつてタイガースに所属していた左腕ピッチャー、サモンズが来日初のブルペン練習に臨み、26球を投げました

この日はキャンプ3日目であり、投手陣の中でもサモンズだけがブルペンに入り、独り占めの特別な時間を過ごしました

サモンズ選手は身長1メートル93センチという恵まれた体格を活かし、速いテンポで直球、カーブ、カットボール、スイーパー、スプリットという全ての持ち球を披露しました

彼は「全体的に良い感じで投げられた」と述べ、充実感を漂わせました

日本の公式球については「ちょっと小さいかなという感じはしたけど、それほど違和感はなかった」と話し、日本の環境にも順応している様子を見せました

これを見守っていたロッテの建山投手コーチも、「どう?って聞いたら“ベースボールはベースボールだ”って言っていた

その良い意味の鈍感力はありそうだ」とコメントしました

サモンズは今後、日本仕様としてツーシームの習得に取り組むことを予定しています

興味深いことに、彼のアメリカ時代の愛称は「ビッグ・ツナ」です

名前の「サモンズ」をサーモンに関連付け、さらにひとひねりしてツナ(マグロ)となったそうです

この選手は昨年12月に佐々木選手のポスティング申請が行われた直後に獲得され、『ポスト朗希』候補の一人とされているのです

ツーシームに加え、新球“ツナシーム?”を習得し、開幕ローテーション入りを目指します

サモンズ選手が日本に来て早々に良いパフォーマンスを見せたことは、ロッテファンにとって心強いニュースです。特に、彼の独特な持ち玉を日本仕様にアレンジしようとしている姿勢は、今後の活躍が期待されるところです。開幕に向けた準備がどう進むのか、注目せざるを得ません。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:ブルペンは、投手が試合前や試合中に投球練習を行うための区域です。ピッチャーはここで自分の調子を確認し、リズムを整えます。
  • ツーシームとは?:ツーシームは、ボールをグラブに持つ手の指の位置を少し変え、通常の直球よりも横に変化するように投げる球種です。打者に対してストレートのように見えつつ、最後に変化するため、非常に効果的です。
  • 鈍感力とは?:鈍感力は、周囲の状況に対して敏感すぎず、冷静に自分のパフォーマンスを維持する能力のことです。特にスポーツでは、プレッシャーや環境の変化に左右されにくいことが重要です。

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