羽室さんは、保育園から転職した特異な経歴を持ち、プロスポーツの現場での実践を目指してきた人物です
羽室彩葉さんのバックグラウンド
羽室さんは、2017年に近畿大学泉州高から神戸女子大へ進学し、スポーツ栄養学を専攻その後、シダックスフードサービスで3年間勤務し、東京五輪にも関与した後、保育園での職務を経て、今年の1月に巨人軍の一員として新たなスタートを切りました
選手とのコミュニケーションを深める日々
現在、宮崎・都城で行われている3軍キャンプに帯同している羽室さんは、業務に少しずつ慣れてきた様子選手やスタッフとのコミュニケーションも改善され、自ら質問を投げかけることができるようになってきたと話しています
スポーツ栄養の重要性
羽室さんが担当する多くの選手は若手であり、体作りの最中です彼女は『アスリートは何でも自分の物差しを持っている』という先入観を持っていたが、実際には知識が不足していることに気づきました
そのため、彼女は選手に対し、食に関する基礎知識を提供することを重要視しています
資格取得への取り組み
羽室さんは現在、公認スポーツ栄養士の資格取得に向けた勉強も始めています資格がない栄養士がプロ球団で働くことは珍しく、ジャイアンツが彼女に選ばれた理由は、単に試験を通過したからではなく、育成の一環としての意味合いがあると理解しています
羽室さんは「念ずれば花開く」という座右の銘を胸に、充実した日々を送りながら、選手たちの未来を見据えて食生活を考える専門職としての責任を全うしています
羽室彩葉さんが巨人の管理栄養士として若手選手の体作りをサポートするという役割は、非常に重要です。選手達に必要な栄養の知識を伝えるだけでなく、実践できる能力を育てることが求められます。このような新しい視点からのサポートは、栄養管理の重要性がこれまで以上に認識されるようになっている証でもあります。
キーワード解説
- 管理栄養士とは？ 栄養管理や食事指導を専門に行う職業で、アスリートのパフォーマンス向上に向けた具体的な食生活の提案を行います。
- 公認スポーツ栄養士とは？ スポーツ栄養の専門的な知識や技能を評価された栄養士のことで、プロアスリートの食生活を指導する資格です。
