ソフトバンク捕手陣、正捕手争いが熾烈化 – 王会長が期待する若手育成

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2025年2月6日、南国・宮崎の寒波の中でソフトバンクの春季キャンプが始まりました

この日は第2クール初日であり、気温の低下に伴い、A組から5人の選手が体調不良を訴えました

球団は選手のコンディション維持に向けて、グラウンド外での健康管理にも力を入れています

キャンプ初日には王球団会長が早朝便で東京から帰還しました

5時に起床し、4日の練習後に上京し、5日の休日に所用を済ませてキャンプに復帰したとのことです

王会長は、ティー打撃を行っていた若手捕手の海野選手に対し、「その形でしっかり打つようにね

いい感じで打っているんだからね」とアドバイスを送りました

昨季オフ、主戦捕手の甲斐選手がFA権を行使し巨人に移籍した影響で、捕手陣の中で「正捕手争い」が注目されています

王会長は「今まであった大きな重しが抜けたから、こんなチャンスはない」と語り、若手選手たちにチャンスの重要性を説きました

捕手に求められるスキルとして、配球や捕球術があり、特に打撃も重要視されています

「打ってもらいたいよね

いい打撃はしている

打って点が入れば楽になるわけだから」と王会長は述べ、打力の向上が選手自身の余裕にも繋がると説明しました

A組の捕手陣には海野、谷川原、渡辺、育成の盛島が名を連ね、B組には嶺井、牧原巧、育成の大友がいます

王会長は「昨年の1軍出場を踏まえれば、現状では海野が有力だが、谷川原や渡辺、嶺井もいる

彼らが自分に挑戦する気持ちを持たなければならない」と締めくくりました

ソフトバンクの春季キャンプで繰り広げられる正捕手争いは若手選手の台頭を期待させる内容だ。王会長が若手捕手たちに向けての助言や期待を寄せることで、競争がさらなる成長を促すことが期待されている。特に打撃面でのアピールが求められる中、選手たちの意欲がどのように試合に反映されるのか注目です。
キーワード解説

  • 捕手とは?捕手は、野球において投手の投げたボールを捕る役割を担う選手のことです。ゲームの戦術に大きな影響を与えるため、特に重要なポジションとされています。
  • FA権とは?FA権は、フリーエージェント権のことで、選手が契約終了後に他球団と自由に契約できる権利を指します。これにより選手は待遇の良いチームへ移籍することが可能になります。

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