試合に先立ち、藤川球児監督(44)は登場選手のオーダーを事前に公表し、特に白組には昨季のレギュラーメンバーを集結させ、仮想開幕オーダーをテストする考えを明らかにしました
白組には、打順1番に近本(中堅)、2番に中野(二塁)、3番に佐藤輝(三塁)、4番に森下(右翼)、5番に大山(一塁)、6番に糸原(DH)、7番に豊田(左翼)、8番に木浪(遊撃)、9番に梅野(捕手)と、主力選手が一堂に会した形です
一方、紅組は高寺、小幡、原口、渡辺といった控え組中心のメンバー構成となっており、戦力差が明らかでした
このことは藤川監督の意図が強く反映されています
監督は、少ない打席数ながら新しい打順の効果を見るため、特定の選手群に焦点を当てたことを強調しました
「少ない打席でしょうけど、彼らが新しい打順についてどう思うのかを見たかった」とコメントし、打撃コーチとの意見が一致している点も述べました
監督は昨季のオーダーを解体し、4番に森下を持ってくる新たな打線を模索中であり、紅白戦内で多様なケースを想定したテストが行える有利な状況を活用しています
レギュラー選手が安定している状況を打破し、控え選手たちにアピールの機会を提供するため、この紅白戦が重要な位置を占めています
藤川監督は、「平田二軍監督や担当コーチからも、いま勝負しようとしている選手たちがいると聞いている
一軍キャンプ地にいる選手も岐路を迎えることになる」と語り、チーム内の競争の活性化に期待を寄せました
阪神タイガースの藤川監督が新たな打線構想を掲げ、紅白戦を行うことで主力選手と控え選手の競争を促進していることに注目が集まります。新しい打順のテストが、選手たちの成長やチームの集結にどう影響するかが期待されます。
キーワード解説
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