実戦形式の打撃練習に挑む渡部健人
埼玉西武ライオンズの内野手、渡部健人選手(26)が、2月9日に宮崎で行われた春季キャンプで初のライブBP(Live BP)、つまり実戦形式の打撃練習に臨みました渡部選手はこの日、安打性の打球を3本放ち、「充実している
このまま状況をさらに上げていきたい」と意気込みを語りました
ライブBPとは?
ライブBPとは、野球選手が実際の試合に近い形で行う打撃練習のことですこの練習では、投手が実際にボールを投げ、打者はそのボールを打ち返すことで、実戦に近い感覚を養うことができます
指導を受けた新任コーチたち
渡部選手は新任の仁志野手チーフ兼打撃コーチから、特に右足の使い方について指導を受けましたまた、中村剛選手からは、打球を前でさばくことの重要性についてアドバイスをもらったそうです
これらの指導をミックスしながら、「前で打とう」との意識を持って練習に励んでいます
仁志コーチの期待
仁志コーチは渡部選手について、「良い素材があるので、あとは試合でどのように対応できるかが楽しみ」と期待を寄せています今シーズンの目標とレギュラー争い
桐蔭横浜大学から2021年にドラフト1位で西武に入団した渡部選手ですが、これまでの通算成績は7本塁打にとどまっていますこの日は練習後も通常の練習が終わった後、ロングティー打撃を一人で行い、さらに打撃力を磨いていました
渡部選手は、セデーニョ選手や村田選手と一塁のレギュラー争いを繰り広げており、「激しい争いですが、打てば出られると思うので、アピールしていきたい」と意気込みを語っています
彼の今季への挑戦が注目されます
今回の春季キャンプでの渡部健人選手の取り組みは、彼が今シーズンに向けて真剣にコンディションを整えていることを示しています。新たな指導を受けて、実戦形式の練習でも成果が見られたことは、ファンにとっても期待が高まります。特に、一塁のレギュラー争いが激化しているなかで、どのように自らをアピールできるのかが鍵となりそうです。
ネットの反応
西武・渡部健人選手に対するコメントが多く寄せられており、ファンからの期待と懸念が交錯しています
渡部選手が今年のシーズンにどれだけ尽力できるか、そしてその結果が彼のプロ野球人生にどのような影響を与えるかが関心の中心となっています
多くのコメントでは、「今が頑張り時」との意見があり、「生活のすべてを野球に打ち込むべきだ」との声も聞かれます
また、「今年が最後のチャンス」との考えが強く、渡部選手には必死に結果を求められています
さらに、ファンは彼の才能が開花することを期待しており、「ドラフト1位の選手なので、早く目を覚ますことが必要だ」といった厳しい意見も存在しています
このような期待に加え、「結果を出さなければ後がない」といったプレッシャーも、コメントの中に含まれ、選手への応援が強い一方で、期待に応えられない場合の懸念も見え隠れしています
新しいコーチの指導に対する期待もあり、「自分に合う指導者との出会いが運命を変えることもある」との観点から独自の成長を期待する声も少なくありません
全体としては、応援の気持ちが強いと同時に、結果を出すことの重要性を再確認させられるコメントが多いことが特徴的です
ネットコメントを一部抜粋
おー、頑張れ頑張れ!
この先現役を引退したときに、「あの時がむしゃらにがんばって良かった」と思えるか…
なんとなくだけど、身体に似合う背番号だし、今年は変わるかも…
後がないよ!プロの先輩として、死に物狂いでがんばらんとな!
獅子は我が子を千尋の谷に落とす
キーワード解説
- ライブBPとは? 打撃選手が実際の試合に近い形式で行う打撃練習のことです。
- 仁志コーチとは? 西武ライオンズの新任野手チーフ兼打撃コーチで、選手たちの打撃向上を図っています。
- ロングティー打撃とは? バッティング練習の一種で、遠くへ飛ばすことを目的に行われる練習です。