村田選手は現在、現役ドラフトで昨年12月にDeNAから加入した上茶谷大河選手の代役として、B組から昇格し、即座にライブBP(バッティング・プラクティス)に登板しました
ライブBPとは?
ライブBPは試合形式に近い形で行う練習で、打者相手に実際の投球を行うことにより、投手は試合と同様の環境で実力を試すことができますこれにより、投手の状態や問題点を明確に把握できる重要な練習の一環です
村田選手はこの日の登板で、打者8人と対戦し、リチャード選手には二塁打を許したものの、川村友斗選手を空振り三振に打ち取るなど、1安打1三振1四球という安定した投球を披露しました
自身のピッチングについて「真っすぐに手応えがあった
真っすぐが高く評価されることで、スライダーや変化球も有効に働きました」と振り返りました
球速アップへの取り組み
昨シーズン、村田選手は直球の平均球速が142、3キロでしたが、今季は145キロを目指しており、オフシーズンには下半身の使い方を見直すトレーニングを行ってきましたこの日の最速は144キロを計測しましたが、「今日はあまり指にかかっていなかった
もっと温かくなれば、理想のフォームで投球できる自信があります」と今後の成長に期待を寄せています
1軍での勝ち星が目標
村田選手は昨季のルーキーイヤーにおいて、中継ぎで1試合に登板したのみで、他の新人たちと比較し、まだ1軍での勝ち星はありません「キャンプが始まったとき、『何でB組にいるんだろう』と自分自身に対する怒りを感じました
それから気持ちは変わらず、1軍を取りに行くつもりでやっています」と語り、強い意志を示しました
今季は先発での調整を行う立場にあり、狭き門の開幕ローテを目指しています
「A組に来たからといって特別なことはせず、今までやってきたことを続けます
もし開幕ローテに漏れたとしても、シーズン中に入り込んでいきたい」と決意を新たにしています
村田選手がA組に昇格し、実戦形式の練習で打者と対戦したことは、彼の成長を示す一歩といえるでしょう。今後の活躍と開幕ローテ入りが期待されます。
キーワード解説
- ライブBPとは?
- 球速アップ

