侍ジャパン、オランダ戦の28人を発表 新戦力発掘に期待

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2025年2月14日、野球の日本代表「侍ジャパン」は、来月5日と6日に京セラドーム大阪で開催されるオランダとの強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本対オランダ」に出場する28人のメンバーを発表した

この中には、初選出となる選手が20人含まれており、若い顔ぶれが多く見受けられる

一方で、12球団の中で唯一、楽天からの選出はなかった

都内で行われた記者会見で、井端弘和監督は昨年11月に行われたプレミア12で選出された選手を外し、昨シーズンのタイトルホルダーである宮城大弥(オリックス)、今井達也(西武)、長岡秀樹(ヤクルト)などの実績ある選手を選んだ

さらに、日本ハムの水谷瞬や中日の細川成也も新たに選ばれ、両選手はプロ野球史上初めて現役ドラフト経験者として侍ジャパンに名を連ねることになった

井端監督は、プレミア12の際にチーム内に最多の5人を輩出した楽天から選手がゼロであることについて聞かれると、「選手の力量は理解しているし、秋には強化試合もあるので、そこで良いパフォーマンスを見せてもらえると期待している」と述べ、今回の選考は来年3月の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた新戦力の発掘に重点が置かれていることを強調した

発表されたメンバーには野球ファンからも多くの関心が寄せられており、「若手選手の発掘には良い機会だ」「シーズン前なので調子を狂わせる恐れもある」「経験を積ませる意味があるのでは」といった様々な意見が寄せられている

今回の侍ジャパンのオランダ戦のメンバー発表は、新たな才能を探求する重要な一歩です。多くの若手選手が選出されたことは、今後の日本の野球界にとって大きな意味を持つと言えます。特に現役ドラフト経験者が二人選ばれた点は、今後の選手選考のあり方にも影響を与える可能性があり、注目されます。
ネットの反応

侍ジャパンへの現役ドラフト組の選出が初めて実現し、このニュースについてファンやコメント投稿者から多様な反応が寄せられました

中でも、ドラフトで選ばれた若手選手が活躍する姿を期待する声が見られました

「水谷のような勢いのある若手は刺激になっていい」との意見からも、若手選手への期待が高まっている様子が伺えます

さらに、選出された選手へのレベルアップを期待する意見も多く見られ、「中日所属の野手の代表入りは23年岡林選手以来」という指摘もあり、歴史とのつながりを感じさせます

一方で、楽天が12球団中唯一選出ゼロであることに対しては「楽天はそれだけ期待値の高い若手がいない」という厳しい見方があり、楽天ファンの間での戸惑いや不満が表れています

また、一部のファンは練習試合やオープン戦が開幕前に行われることに対して懸念を示し、「怪我には気をつけてください」と心配する声もありました

そして、井端監督の意図や「新戦力発掘」というコメントについては、「結局本番はメジャー組なのに、勝つ気のない練習試合に意味があるのか」と疑問を呈する意見もありました

ここからは、サポーターの期待がいかに多様で、同時にその期待が時に厳しくもあることが感じ取れます

ネットコメントを一部抜粋

  • 水谷のような勢いのある若手は刺激になっていいと思う
  • 選ばれたら嬉しくないことは無いけど、鈴木投手は代表のときにケガしたし、
  • おたけサイコッチョー!!
  • 中日所属野手の代表入りは23年岡林選手以来か?
  • 要は辰己村林近辺以下は力試しする若手が今のところ居なかったってことだ。
キーワード解説

  • 侍ジャパンとは?:日本のプロ野球代表チームで、国際大会に参加し、日本の野球を国際的に代表する存在。
  • 現役ドラフトとは?:プロ野球チームの選手が他チームに移籍する際に、経済的な負担を軽減し選手に移籍の選択肢を与える制度。
  • ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)とは?:世界各国の野球代表チームが競い合う国際大会で、選手たちの国を代表し、栄冠を目指す。

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