ロッテ・金子コーチが語る今季の攻撃スタイルと選手起用の方針

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2025年2月15日、ロッテの戦略コーチである金子誠氏が、今季の攻撃スタイルと選手起用について語った

昨季の成績を振り返ると、チームはリーグ2位の打率.248、429四球、493得点(リーグ3位)、75本塁打、そして64盗塁(リーグ5位)を記録した

これをもとに、金子コーチは「選手が大きく変わっているわけではないが、技術を大事にしながらOPSのトータルアップを目指したい」と述べた

ここでのOPSとは、出塁率と長打率を合計した指標で、選手の攻撃能力を測る基準の一つである

また、今季も送りバントを取り入れることが予想されるが、金子コーチは「闇雲に送りバントをするのではなく、状況に応じて選択するべきだ」と強調した

つまり、得意な選手にバントのサインを出すことで、成功率を高める戦術を取るとのこと

実際、春季キャンプにおいては、朝にバント練習を行う時間を設けていると明かした

盗塁についても意見を述べ、「昨季は盗塁成功率がリーグトップだったが、トライすることが重要」と強調

走れる選手が多い場合には盗塁の機会が増すとし、その選手たちを実戦で試す意向を示した

さらに、「プレッシャーをかけられる状況で成功する技術と勇気が必要だ」と語った

今後、2月11日に行われる紅白戦を皮切りに、15日と16日には対外試合が予定されており、その後沖縄へ移動して練習試合が行われる

金子コーチは「生き残るためには進塁打やバントなど、ゲームプレーヤーとして必要なスキルが求められる」と言い、選手に対する高い期待を示した

これから本格的な競争が始まり、選手たちにはさまざまな要素が求められることになる

金子コーチのインタビューを通じて、ロッテの今季の攻撃スタイルがどのように変化するのかが非常に興味深い。特にバントや盗塁に関する柔軟なアプローチは、状況に応じて選手を最大限に活かすための工夫が感じられる。若手選手にとっては大きな試練であり、競争が厳しさを増す中で、チームとしての成長が期待される。
ネットの反応

ロッテ・金子誠コーチに対するファンのコメントは、彼の野球戦術について賛否が分かれていることを示しています

多くのファンは、昨シーズンの戦略が変わらないのではないかと懸念しており、特に犠打や盗塁などのプレーに対して消極的な姿勢が見られることに批判的です

一方で、金子コーチの考えには一定の理解を示す意見もあり、彼の戦術が悪くないとの声も上がっています

しかしながら、具体的な行動計画が不足していると感じているファンが多く、実際にスチールができる選手を活かさないのはもったいないという意見が目立ちます

特に「ロッテの野球がつまらなくなった」というコメントが目を引き、多くのファンが金子コーチの方針に失望感や不安を抱えています

盗塁失敗による流れの変化を懸念するあまり、必要なプレーを躊躇する姿勢への批判も多く、「成功率はライン1だった」といった具体的なデータに基づく意見もあります

逆に、金子コーチに期待しているファンも存在し、彼が率いるチームがどのように進化するのか注目している様子も伺えます

また、「選手が成長するためには試行錯誤が必要」といった前向きな意見もあり、ファンの間で応援の気持ちが高まる一方で、これまでの消極的なプレースタイルに対する不安は根強く残っています

今後のロッテがどのような戦略を打ち出し、ぜひファンの期待に応えてくれるのか、注目が集まっています

ネットコメントを一部抜粋

  • 結局どうせバントは減らないし盗塁もさせないんだろうなというのが分かる
  • 日ハム在籍時には盗塁が減り、とうとう万年Bクラスになってしまいました。
  • 走れる選手が多いんだから走らせないと宝の持ち腐れ
  • この戦略コーチが不要です!侍のヘッド?他に適任は山ほどいる
  • 何事も失敗がなければ前には進めない。
キーワード解説

  • OPSとは?:OPSはOn-base Plus Sluggingの略で、選手の出塁率と長打率を足し算したもので、攻撃力を測るための指標です。この数値が高いほど、選手が得点に貢献する能力が高いと評価されます。
  • 送りバントとは?:送りバントは、バッターが故意に捉まえたボールを打つことで、走者を進塁させるための戦略的な打撃行為です。これにより、次のバッターが得点する機会を増やすことを目的としています。
  • 盗塁とは?:盗塁は、走者がピッチャーが投げる瞬間に次の塁に進む行為を指します。成功すれば得点に近づきますが、失敗するとアウトになってしまうリスクがあるため、選手の判断力が試されます。

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