この試合は、今キャンプで初めて行われた紅白戦で、渡辺は「8番DH」として先発出場
試合は1-10の劣勢で迎えた5回、1死の場面での打席に立った
渡辺はカウント1ボールからの2球目を捉え、3番手ピッチャーの大野から右翼スタンドに放り込む確信ソロを記録した
打球が飛んで行く瞬間、スタンドからはどよめきが起こり、観客の関心を一層引き寄せた
このホームランは、今シーズンに向けた大きなアピールとなる
今オフのFA(フリーエージェント)市場では、甲斐拓也捕手(32)が巨人へ移籍したため、ソフトバンクの捕手陣は大きな変革を迎えている
絶対的な正捕手であった選手がチームを離れ、正捕手争いは一層激化している
渡辺の他にも、谷川原健太捕手(27)が2安打、海野隆司捕手(27)、嶺井博希(33)がそれぞれ1安打を記録し、捕手陣の打撃アピールが繰り広げられた
渡辺選手の特大アーチは、正捕手争いが激化する中での印象的なアピールとなりました。FAで主力選手が移籍した後の選手たちの奮闘が、今後の試合にどのように影響を与えるのか注目されます。新たな正捕手候補となり得る彼の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- 紅白戦とは?:紅白戦は、野球チームが内部で行う練習試合のこと。選手の実力を向上させたり、スタメンや役割を決めたりする目的がある。
- FA(フリーエージェント)とは?:FAは、選手が契約満了後に他の球団と自由に交渉し、移籍できる制度。選手にとって大きなチャンスとなることが多い。
- 捕手とは?:捕手は、ピッチャーが投げた球を受ける選手で、試合中の戦略を司る重要なポジション。リーダーシップとバッティング力が求められる。

