中日ドラフト2位・吉田聖弥が実戦デビュー、緊張の中でも無失点の好投

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2025年2月15日、沖縄県宜野湾市のユニオンですからスタジアムにて、中日ドラゴンズのドラフト2位選手である吉田聖弥投手(22歳、西濃運輸)がDeNAとの練習試合に登板し、プロでの実戦デビューを果たしました

初登板の緊張感と四球

吉田投手は初球から6球連続でボールを投げ、3四球を記録しました

特に、無死一、二塁の場面では、チームの主力打者である井上選手に対し、投ゴロによる併殺を獲得し、緊張した場面でも要所を締める実力を見せました

要所を抑えた守備力

続いて代打の東妻選手にも四球を与えたものの、6番の蝦名選手を右邪飛に仕留め、無失点で抑えました

吉田投手は2回の投球でわずか37球、無安打無失点、1奪三振、3四球という内容でした

特に1回目はやや安定感を欠いたものの、2回目には先頭打者をチェンジアップで空振り三振に仕留めるなど、徐々にリズムを取り戻しました

プロとしての成長を感じる吉田選手

試合後、吉田投手は「セットに入ったときに手が震えた」と緊張感を振り返り、「自分ダサいな」と自虐的な発言をしましたが、プロでの初登板について「格上の選手たちと対戦する中で、まだ知らない自分がいる」と新たな発見に期待感を寄せました

吉田聖弥選手の実戦デビューは、彼にとって大きな経験となりました。緊張感の中でも無失点で抑える力は将来の成長を感じさせます。今後の試合で更なる成長を期待したいです。
キーワード解説

  • ドラフト2位とは?:選手がプロ野球チームに契約する際に行われるドラフトで、2位指名を受けた選手のことを指します。
  • 四球とは?:投手が打者に対してボールを4回投げることで、打者が一塁に出塁することを意味します。
  • 無失点とは?:投手が投げた回で、相手チームに得点を許さなかったことを指します。
  • 併殺とは?:攻撃側の走者が2人以上いる状況で、守備側が1つのプレーで2人の走者をアウトにすることを指します。
  • チェンジアップとは?:投手の投球フォームは保ちながら、通常のストレートよりも速さを抑えた球種で、打者を惑わせるための投球法です。

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