16日に行われた広島との練習試合では、0-11の完封負けを喫した
この結果に対し、首脳陣は緊急ミーティングを開いたと伝えられ、その原因や今後の戦略について協議を行った
しかし、その敗北の中でも明るいニュースがあった
育成ドラフト1位の工藤泰成選手が8回に登板し、いきなり158キロを計測
この投球により、周囲は驚きの声を上げた
他の若手投手も150キロを超える球速を連発し、その潜在能力の高さを示した
阪神の投手王国としての地位を目指す中、昨シーズンの開幕投手である青柳晃洋がメジャーリーグに挑戦するためにチームを離れたことで、先発やリリーフに新たな選手の成長が期待されている
阪神の若手投手の競争も早くもスタートしている
野球解説者として活動する高木豊氏は、自身のYouTubeチャンネルで「阪神に現れた支配下に近い左腕がエグすぎた」と題した動画を配信
そこで自身の見解を示し、9日の紅白戦でリリーフとして登板した育成選手の伊藤稜を特に取り上げた
伊藤選手は最速154キロを記録し、その能力の高さを実証した
高木氏によると、伊藤稜は左肩の痛みを抱えながら入団し、手術を経てリハビリを乗り越え、現在はフォーム改造に取り組んでいる
そのため、今後の成長が期待されており、特に「左腕不足」のチーム事情から伊藤選手の台頭が大きな意味を持つと述べている
昨シーズン、阪神のブルペンでは、左腕リリーバーの桐敷拓馬が70試合に登板し、防御率1.79という成績を残した
左腕リリーバーは試合の勝負どころで非常に重要な役割を果たすため、さらなる選手の育成が求められている
伊藤選手は名球会入りを果たした元中日選手・岩瀬仁紀氏をひとつの目標としており、その点でも高木氏は「持っている球自体は、まっすぐに関しては岩瀬よりすごい」と称賛した
これからの彼の成長が非常に楽しみだ
開幕を控え、育成選手の支配下登録を巡る争いも注目されている
工藤選手やホセ・ベタンセス選手など、候補者が揃う中で、果たしていずれの選手が支配下への切符を勝ち取るのか注目が集まる
阪神タイガースが新シーズンに向けて若手投手の台頭を期待されている中、広島との練習試合で完封負けをしたことでチーム内に緊張が走っています。しかし、若手の工藤選手や伊藤選手の投球に光るものがあり、今後の成長がとても楽しみです。特に左腕不足の状況で、伊藤選手の成長が大きな期待を寄せられています。
ネットの反応
阪神タイガースの育成選手・伊藤稜投手について、球界OBやファンが彼の能力や今後の展望についてコメントを寄せています
特に「持っているまっすぐは岩瀬よりすごい」とする意見があり、伊藤のスピードと制球力に期待が集まっています
一方で、左腕投手としての育成が重要であるとの見解もあり、阪神の育成方針が他球団と異なる点に注目されています
ネットコメントを一部抜粋
左腕に大事なのはスピードよりコントロールですよ。
阪神の育成にはロマンが有る。
ストレートなら岩瀬より上って、うまいことを言うな。
左投手が不足してるって、どこを見て言っているんだか。
怪我を承知で育成でとったけど、昨シーズン末まで投げられへんかったからなぁ。
キーワード解説
- 育成ドラフトとは？- 育成ドラフトは、プロ野球チームに所属する選手を育てる目的で行われるドラフト制度であり、選手育成に専念することが求められます。
- ブルペンとは？- 投手が試合前や試合中に調整を行う場所で、リリーフ投手が出番を待つ際に主に使用されるエリアです。
- リリーバーとは？- 特定の状況で登板する投手のことを指し、試合の流れを変える役割を担います。
- 防御率とは？- ピッチャーが投げたイニング数に対して、与えた得点の数を計算した結果で、低い方が優れた投手とされています。
