ソフトバンク・城島健司CBOが語る「王イズム」とチームの未来

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2025年2月18日、ソフトバンクのCBO(チーフベースボールオフィサー)である城島健司氏が、野球界の伝説的な理念「王イズム」の継承とチームの未来について語った

城島氏は、2012年に阪神で引退後、2019年オフにソフトバンクの球団会長付特別アドバイザーとして球界復帰

2024年からはシニアコーディネーターを兼任し、昨年11月には新設されたCBOという役職に就いている

「王イズム」とは

「王イズム」は、王貞治氏が長年培ってきたソフトバンクの野球哲学であり、選手育成やチームの戦略の根底にある理念を指す

この理念は、チームの結束力や競争意識を高めるための重要な要素とされている

小久保監督との共同作業

城島氏は、小久保監督が就任1年目で4年ぶりのリーグ優勝を果たしたことを受け、彼との連携を非常に重要視している

「僕がCBOの話をいただいた時、真っ先に相談したのが小久保さんです

監督が代わってチーム方針が大きく変わることはよくあるが、ウチは王会長の考えを30年間継承してきた稀有なチームである」と述べた

後継者育成の課題

昨季まで正捕手を務めた甲斐拓也選手が巨人にFA移籍したことに触れ、後継者育成が急務であると強調したが、「これはコーディネーターや現場のコーチ陣の課題で、慌てて補強をする必要はない」と語った

また、「プロ野球は常に競争であるため、既存の選手たちが新たな機会を得ることができる」と述べ、競争をポジティブに捉える意義を強調した

城島健司氏のコメントは、ソフトバンクの堅実なチーム方針と選手育成に真剣に取り組んでいる姿勢を示しており、特に「王イズム」の継承が強調されている点が印象的です。また、チーム内での競争の重要性を理解し、新たな選手の育成に向けた前向きな姿勢が見受けられました。彼の言葉からは、チームの未来へのビジョンが感じられ、今後のソフトバンクに期待が寄せられます。
ネットの反応

ソフトバンクホークスの城島健司CBOが、「遅かれ早かれ正捕手はいなくなる」という見解を述べ、その影響を受けて若手捕手陣に期待を寄せています

これに伴い、ファンからは次世代捕手への期待や希望が多く寄せられています

特に海野や谷川原、嶺井選手に対しては、これがチャンスだと言わんばかりのコメントが見受けられました

昨シーズンに谷川原選手が捕手専念したことで成長を遂げたとの意見もあり、彼が今シーズンの経験を活かすことに期待する声が多いのが特徴です

また、ファンは城島選手が抜けた後でも、球団や周囲の経験が豊富であるため、それほど混乱はないと考えている様子です

若手選手には、甲斐選手のFA移籍を機会として、次の世代が十分に育っていくことを期待する意見があり、新たな選手が台頭してほしいという願望が見られました

過去の選手たちの経験や指導を継承し、若手選手の成長に役立てることが求められていると感じるファンの声も多く、それは王監督の教育方針やチームの文化にも関連しているようです

総じて、正捕手が抜けたことでの影響はあるものの、その後の展望についてはポジティブであり、次世代捕手がチームの中で役割を果たしてくれることへの期待感が強いと言えます

厳しい競争が待ち受ける中で、若手選手たちが自身の力を証明し、ホークスの未来を支える存在になることを多くのファンが待ち望んでいます

ネットコメントを一部抜粋

  • 城島が渡米でいなくなった時に比べたら遥かに人材豊富!
  • 城島の言う通りいつまでも甲斐に頼れない。
  • 今年はその経験と今までの努力の成果を見せる時。
  • ソフトバンクは城島の時の経験値があるので周りが騒ぐほどあたふたしていない。
  • 新陳代謝をおそれ、批判をおそれて世代交代がうまくいかなかったのは最近の話。
キーワード解説

  • CBO(チーフベースボールオフィサー)とは?プロ野球チームの最高野球責任者であり、チームの編成や戦略を決定する重要な役割を担っている。
  • FA移籍とは?フリーエージェント移籍の略で、選手が契約満了後に他の球団に移籍することを指す。
  • 「王イズム」とは?王貞治氏が提唱した哲学で、選手育成やチーム文化に深く根付いている理念のこと。

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