巨人の宮原駿介、無失点デビューでさらなる成長を期待

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◆2軍練習試合 巨人0―0斗山=特別ルール=(24日・サンマリン宮崎) 読売ジャイアンツのドラフト5位選手である宮原駿介選手(22歳、東海大学静岡キャンパス)が、韓国・斗山との練習試合においてプロ初の実戦登板を果たし、無失点での好投を見せた

特別ルールで行われたこの試合は、サンマリン宮崎で行われ、宮原選手は4回から3番手としてマウンドに上がった

試合では、先頭打者に四球を与えるも、続く打者には最速146キロの直球を投げ込み、空振り三振を奪うなどした

この直球は、ピッチャーが打者に向かって投げる最も基本的な球種であり、速さが求められる

さらに、暴投とゴロで2死三塁のピンチを迎えたが、最後は内角低めにスライダーを決め、見事に三振を奪った

「もう少し自信を持って投げた方がいいのかな」と試合後に振り返った

先週行われたシート打撃では5人の打者と対戦し、2四死球を与えてしまったようだ

宮原選手は、捕手までの距離が遠く感じたことが反省点だとし、登板前にはブルペンでマウンドより後ろから投げ込んで調整を行った

試合後、「シートの時よりは全然良かったかな」と振り返り、良いパフォーマンスができたことに手応えを感じている様子だった

プロ初のキャンプは25日で終了し、宮原選手は、先輩選手との貴重な1か月を通じてさまざまなことを学び、「長く活躍している先輩は自分の状況などを言語化できている

大事だなと感じた」と語った

成長を感じる一方で、自己分析をしっかり行い、今後のステップアップに向けての課題をクリアしていくことが重要だろう

宮原駿介選手の無安打無失点のデビューは、プロとしての力強いスタートを収めたと言えます。今後の成長が期待できる中、先輩選手の教えをきっちり受け止め、自分の課題を少しずつ克服していってほしいと思います。
キーワード解説

  • 無安打無失点とは?無安打無失点とは、投手が試合中に相手チームのヒットや得点を許さないことを指します。この状態は特に優れたピッチングを示すもので、投手にとって非常に名誉な記録となります。
  • スライダーとは?スライダーは、ピッチャーが投げる球種の一つで、直球とは異なり、球が内側に曲がる特徴を持っています。この球は打者のタイミングを外すために効果的です。
  • 直球とは?直球とは、ピッチャーが最も基本的に投げる球で、横方向の変化が少ないため、スピード重視で投げることが求められます。打者にとっては、速さが感じられるため難しい球種でもあります。

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