ジャイアンツタウンスタジアムに新しい人工芝システムが導入されました

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ジャイアンツタウンスタジアムに新しい人工芝システムが導入されました

2025年3月1日に、新しいファーム球場「ジャイアンツタウンスタジアム」が開業します。このスタジアムには、読売巨人軍と住友ゴム工業が共同開発した新しい人工芝システムが導入されました。このシステムは、天然素材の充填剤「パームフィル」と呼ばれるココヤシ由来の素材を使用しており、プロ野球の球場で天然素材が全面的に用いられるのは国内初となります。

「パームフィル」は、保水力に優れていて土に近い感触を持つため、選手は天然芝に近いプレー感覚を得ることができます。これにより、選手の体への負担が軽減されることが期待されています。また、従来のゴムチップに比べ、表面温度が最大20度も下がるため、特に夏場の暑さ対策にも効果があります。

このプロジェクトでは、住友ゴム工業の長年の技術と、グループ会社の施工技術、さらに読売巨人軍の選手たちの意見を取り入れ、2019年から数回のテストを経て実現しました。新しい芝の導入によって、選手たちがより良い環境でプレーできるようになり、ファンにも喜ばれそうです。

この新しい人工芝システムは、スポーツ環境の向上に貢献し、選手たちのパフォーマンスを向上させる大きな一歩となるでしょう。これからのジャイアンツタウンスタジアムでの試合が楽しみです。

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