特に、初の対外試合となった2月16日の楽天モンキーズ戦では、センター前への適時打を記録し、その後もヤクルト戦で本塁打を含む2安打をマーク、続いて中日とのオープン戦でもバックスクリーンへの本塁打を放つなど、好調ぶりを示している
これまでの対外試合では7試合に出場し、打率.350(20打席中7安打)、2本塁打、5打点と素晴らしい数字を残している
山口選手は過去2年間の成績が物足りなかったにもかかわらず、悔しい思いをバネにし、新たな一歩を踏み出そうとしている
昨シーズンの振り返り
2022年シーズンには二桁本塁打を放ちながらも、昨季は主に故障や不調に悩まされ、51試合の出場に留まった打率は.200、2本塁打、13打点とチームの期待には応えられない結果だった
シーズン終了後は、ZOZOマリンスタジアムで行われた秋季練習において打撃フォームの改善に努め、「引っ張るよりもセンター方向へ良い打球を打つことが重要だ」と強調していた
厳しい自主トレと春季キャンプ
自主トレ期間中には無理をせず厳しいトレーニングを課し、体重も4キログラム落とした石垣島の春季キャンプ中にも、大塚明チーフ打撃コーチの指導の下、マンツーマンでの打撃練習を行い、技術的な課題に取り組んでいる
大塚コーチは「メカニック的な問題で下半身がつっかえる」と指摘しており、より良い振り抜きが求められていることが分かる
今季の目標と意気込み
山口選手は、「去年の経験を生かして、良いシーズンを送ることが大事」とし、先頭に立っての行動がチームにも良い影響を与えると語った今年の春季キャンプは、充実した時間となっており、競争の激しい外野手のポジション争いにおいても、自信を持って挑んでいく姿勢を見せている
山口選手は春季キャンプを通じて、自己の能力向上に向けた確固たる努力を見せています。昨季の悔しさを胸に新たな挑戦へ進む姿は、若手選手にとっても良い手本になるでしょう。競争の激しい外野手のポジションを確保しようとする姿勢は、多くのファンから期待されています。
ネットの反応
ロッテの山口航輝選手に関するコメントからは、彼の今季に対するファンの期待感が感じられます
今年の彼には30本のホームランを打つことを望む声があり、さらには他の選手とのポジション争いも注目されています
特に、西川選手や山本選手といったライバルたちが好調であるため、山口選手には厳しい競争が待ち受けている状況です
そのため、ファーストの練習をしてきた山口選手には、今年こそそのアドバンテージを生かしてチーム内での立ち位置を確立してほしいという意見も見られます
しかし、昨年の成績があまり良くないことから、期待していないという意見もあり、結果が求められる厳しい状況にいると指摘されています
また、外角を打てない弱点を克服することへの期待も寄せられています
今年はただ経験を積むのではなく、結果を出してレギュラーを獲得する年として、選手の成長とパフォーマンスに対して非常に注目が集まっています
応援の声も多く、「戦え、山口」といった力強いメッセージが寄せられ、ファンからの期待が大いに高まっている状況です
特に、山口選手が何か吹っ切れた印象があり、今年も活躍を期待する声も多く聞かれます
ネットコメントを一部抜粋
今年の山口は期待できる! 30本打ってくれー
大斗や西川は確かにライバルなんだけど、山口にもファーストの練習をしてきたというアドバンテージがある
今年は悲壮感というか決意を感じる。
戦え、山口。俺達はチャンピオンフラッグが欲しい。
石垣までキャンプ観に行きました。グッチは何か吹っ切れた印象です。
キーワード解説
- 春季キャンプとは?: プロ野球チームがシーズン前に行うトレーニングキャンプのことで、選手が体力や技術を高めるために重要な時期です。
- 打率とは?: 野球において安打数を打席数で割った数値で、選手の打撃能力を示す重要な指標のひとつです。
- 長打力とは?: 長打(2ベースヒット以上)を放つ能力のことで、選手がホームランを打つ力を指します。

