中日・吉田聖弥投手、2軍練習試合で無失点の好投を見せる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年3月7日、中日ドラゴンズのドラフト2位指名を受けた吉田聖弥投手(22=西濃運輸)がナゴヤ球場で行われた社会人チーム、ヤマハとの2軍練習試合に先発出場しました

彼は4回61球を投げ込み、5安打を許すも無失点に抑え、開幕1軍入りに向けて強いアピールを行いました

吉田選手は、昨年の都市対抗予選でも対戦したヤマハ打線に対して見事な投球を見せました

試合中の球場表示では最速142キロを記録したストレートに加え、100キロ台のカーブ、持ち味であるチェンジアップやスライダー、カットボールなど多彩な球種を駆使しました

単打5本を許しましたが、その中でも4三振を奪い、リズムの良い投球で後続の打者を抑え、得点を与えることはありませんでした

吉田選手は、春季キャンプを1軍で完走し、2月23日に沖縄北谷で行われた阪神とのオープン戦にも出場しましたが、3回6安打2失点と課題を残していました

試合後、吉田選手は、「前回の反省を踏まえて登板し、真っ直ぐがゾーンで勝負できたのは良かったが、変化球の精度がもっと上がってくればさらに良い結果が出せる」と振り返りました

彼は今後、ブルペンで調整を続けながら目標の開幕1軍入りを目指す意志を強調しました

吉田選手の今回の好投は、彼の成長を示す重要な結果です。無失点の内容は、開幕1軍入りに向けてのアピールとして非常に大きな意味を持っています。変化球の精度が上がれば、さらに実力を発揮できるでしょう。
ネットの反応

中日ドラゴンズのドラフト2位選手、吉田聖弥選手がヤマハとの2軍練習試合で4回無失点を記録しました

このニュースを受けて、ファンのコメントは期待と慎重な見方が交錯しています

多くのファンが吉田選手のピッチングに期待を寄せつつも、今後の成長に課題を感じている様子が伺えました

具体的には、コントロールの改善や球速の向上についての指摘が多かったです

特に、「今期は下で力をつけてほしい」というコメントからは、即戦力とは言えない現状に対する現実的な期待が表れていました

球速に関しては、最速152キロとされながらも、実際には145キロに満たない場面があり、ファンの間では「平均145は出して欲しい」との意見が強く見受けられました

さらには「140キロ前後の球速しか無いのは辛い」との声もあったことから、制球力が求められるとともに、このままではプロでは厳しいとの意見が多く聞かれました

吉田選手に対する期待値が高い一方で、社会人チームを相手にすることの意味合いも指摘され、「社会人相手ならこれくらいは当然でしょう」という意見がありました

ただ、それでも「結果は自信になるはず」や「収穫はゼロに抑えたこと」といった前向きな見方もあり、これからの成長を期待する声があるのも事実です

結論として、吉田選手は開幕1軍のチャンスを伺っているものの、さらなる改善が求められ、2軍での経験を積みながら成長していくことが重要だと言えるでしょう

ネットコメントを一部抜粋

  • 思いの外コントロールが悪い。
  • 最速152キロの触れ込みだったのに145も出ないのかなぁ。
  • まぁ相手は社会人だし、今があるのはこの主戦場でアマNo.1って肩書がついたから。
  • 毎回好投して当たり前ぐらいの感じだよね。
  • まぁこれくらいやってくれないと社会人からドラ2では入れない。
キーワード解説

  • ドラフト:ドラフトとは、プロ野球チームが選手を指名して獲得する制度のことで、選手は大学や社会人チームから選ばれます。
  • カーブ:カーブとは、投球時にボールが落ちるように回転をかけて投げる球種で、打者のタイミングをずらす効果があります。
  • チェンジアップ:チェンジアップとは、速球とほぼ同じフォームで投げながら、速度だけを落として打者を惑わせる球種です。
  • スライダー:スライダーは横に曲がる球種で、通常の速球よりも打者にとって見極めが難しい球です。
  • カットボール:カットボールはバッターの打棒を切るように変化する球種で、特に空振りを奪うことができる球です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。