楽天、オープン戦で連敗を脱却し価値ある勝利

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オープン戦● DeNA 1 - 4 楽天 〇<3月15日 横浜> 楽天はオープン戦で連敗を「4」で止め、収穫の多い試合を展開した

この試合では、新外国人右腕のスペンサー・ハワード選手が先発としてマウンドに立ち、圧巻のパフォーマンスを示した

ハワードの安定したピッチング

ハワード選手は、立ち上がりからストライクを先行させる安定投球を見せ、特に2回にはブレーキの効いたカーブを駆使して6番バッターの宮崎選手を見逃し三振に仕留める素晴らしいピッチングを披露した

3回までは無失点を記録し、圧倒的な存在感を放った

攻防の展開

しかし、4回には立て続けに3安打を浴びて1点を失ったものの、最終的には4回41球、5安打1失点、3奪三振無四球という好成績を残した

150キロ近い直球を武器としており、緩急を使い分けた投球が効果的だった

この出来事は、彼の開幕ローテーション入りをほぼ確実なものとするだろう

無失点リリーフ陣

5回以降は今野、ターリー、鈴木翔、則本、宮森らがそれぞれ1イニングを無失点で抑え、チーム全体の守備力が確認された

また、先発キャッチャーとして一定の役割を果たした石原選手の強肩も光った

特に、盗塁を2度阻止した場面はチームの士気を高めるものであった

打線の逆転劇
打線も6回には二死満塁の場面で5番鈴木大選手が右翼フェンス直撃の2点適時二塁打を放ち、逆転に成功した

さらに、7回には1番の小深田選手が右翼線に適時二塁打を放ち、追加点を挙げた

8回には代走の小森選手が二盗に成功し、その後8番武藤選手のスクイズで4点目を奪うなど、試合の流れを完全に引き寄せた

また、ドラフト1位の宗山選手は「2番・遊撃」としてスタメン出場し、5打数2安打を記録

これにより3試合ぶりのマルチ安打を達成し、周囲から期待が寄せられる結果となった

楽天のオープン戦での勝利は、投手陣の安定感や打撃陣の逆転劇など、チーム全体のポテンシャルを示すものとなりました。特に新たに加わったハワード選手の存在は、開幕に向けた期待感を一層高めています。チームが連敗から脱却できたことで、士気も向上し、今後の戦いに弾みがつくことでしょう。
キーワード解説

  • オープン戦とは? 野球のオープン戦は、公式戦前に行われる試合で、主に選手の調整や新戦力のテストのために行われます。
  • 三振とは? 野球でバッターが3つのストライクを受け、出場を終えることを指します。
  • 盗塁とは? バッターがピッチャーの投球と同時に走り、次の塁を目的に進むことを指します。

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