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小笠原慎之介、開幕ローテ入りに向けた最後のアピールを展開

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MLB新シーズンを前に、多くの日本人選手の動向が注目されている中、ワシントン・ナショナルズの小笠原慎之介が開幕ローテーション入りを目指していることが現地メディアによって報じられました

ナショナルズが運営する放送局『MASN』は、同チームのデーブ・マルティネス監督のコメントを伝えました

小笠原選手は、15日の土曜日に行われたマイナーの試合に出場し、「53球を投じ、5イニングを消化した」という報告があります

関係者によると、春季キャンプ中のグレープフルーツリーグでの登板内容が改善されているとのことです

このグレープフルーツリーグとは、春に行われるメジャーリーグチーム同士のオープン戦が行われるリーグで、選手のパフォーマンスを確認する場となります

さらに、3月20日木曜日に予定されているニューヨーク・メッツとのオープン戦で、小笠原には最後の登板機会が与えられます

彼は先発ローテーションの5番手の座をミッチェル・パーカー選手と争っており、現在はパーカー選手が一歩リードしています

ナショナルズはこのメッツ戦に小笠原を先発させ、パーカー選手にはマイナーリーグで投げさせることを決定しました

オープン戦開幕からの試合では、防御率が7.56と厳しい結果に終わっている小笠原選手ですが、マイナー戦での好投によりメジャー打者を相手に投げる機会を得ました

マルティネス監督は「シンノはマイナーで良い調整ができた

だからこそ、メジャーの試合で投げるところを見たい」と期待のコメントを寄せました

また、パーカー選手のこれまでの登板成績については、4試合のグレープフルーツリーグで防御率が3.65、WHIP(出塁率を含む指標)は1.216と安定感があります

これにより、「小笠原選手が開幕ローテーションに入るためには、最後の登板でより一層のアピールが必要」との見解も述べられています

日本からメジャーリーグに挑戦している小笠原選手にとって、強打者が並ぶメッツ戦での投球は非常に重要な意味を持ちます

小笠原選手が開幕ローテーションに入るためには、次回のメッツ戦が非常に重要です。マイナー戦で好投したとはいえ、メジャーの試合でのパフォーマンスが求められます。彼の活躍に期待が寄せられており、ファンもその登板を注視しています。
キーワード解説

  • オープン戦とは?: オープン戦は、MLBチームが公式戦前に行う試合のことで、選手の調整のために重要な役割を果たします。
  • 防御率とは?: 防御率は、ピッチャーが投げたイニングあたりにどれだけ得点を許したかを示す指標で、低いほど良い成績とされます。
  • WHIPとは?: WHIPは「Walks and Hits per Inning Pitched」の略で、1イニング当たりに与えた出塁数を示す指標です。

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