この権利を持つ選手は、他のチームからのオファーを自由に受けることができるため、自身の価値を高める大きなチャンスを得る
最近の移籍市場において、阪神タイガースは的確な戦力拡充を見せており、過去には補強に失敗した事例も存在したが、成功を収めた選手も多くいる
今回は阪神タイガース史上最高のFA獲得選手の一人、髙橋聡文選手のキャリアを紹介する
髙橋聡文選手のプロフィール
| 出身地 | 福井県 |
|---|---|
| 投打 | 左投左打 |
| 身長/体重 | 176㎝/87㎏ |
| 生年月日 | 1983年5月29日 |
| 経歴 | 高岡第一高 |
| ドラフト | 2001年ドラフト8巡目 |
2001年に中日ドラゴンズからドラフト8巡目で指名されプロ入りを果たし、2004年には中継ぎ投手として頭角を現した
2010年にはキャリアハイの63試合に登板し、35ホールドポイントを記録、その成績は防御率1.61という素晴らしいものであった
しかし、翌年には左肩痛が影響し登板がわずか2試合にとどまるなど、怪我との戦いが続いた
2015年のオフに国内FA権を行使した髙橋選手は、リリーフ左腕の補強を求めていた阪神が彼の獲得を目指し、移籍が実現
初年度の2016年には、開幕からフル回転しチームトップの54試合に登板した
さらに、2017年も61試合に登板し、26ホールドポイントを挙げて防御率1.70と安定した成績を残した
彼の活躍により、おかげでチームの防御率はリーグトップとなり、2年ぶりのクライマックスシリーズ進出にも貢献した
その後、コンディション不良に悩まされた髙橋選手は、2019年に現役を引退することになったが、阪神在籍の4年間、彼はリリーフ陣の要として強い存在感を示した
阪神タイガースの髙橋聡文選手は、FA権取得後の移籍によって多くの成功を収めました。彼は怪我に苦しみながらも、リリーフとして存在感を示し続けました。このような選手の努力は、阪神にとっても大きな財産であり、今後もこれに続く選手たちの活躍が期待されます。
キーワード解説
- フリーエージェント（FA）権とは？スポーツ選手が特定の契約期間を終えた後、他のチームから自由にオファーを受けられる権利のこと。
- リリーフピッチャーとは？試合中に先発投手の後を受けて登板する投手のことを指し、試合の状況に応じて重要な役割を果たします。
- ホールドポイントとは？リリーフ投手が登板し、試合をリードした状態で次の投手に交代することにより得られるポイントのこと。
