これにより、1979年に福岡から埼玉・所沢への本拠地移転以降、初めての開幕4連敗という不名誉な記録を打ち立てた
2試合の雨天中止を挟んでのこの結果に対して、西口監督は「そう甘くはないってこと」とコメントし、今季の厳しさを実感している様子だった
試合の流れ
試合は、4回裏にドラフト2位ルーキーの渡部聖が適時三塁打を放ち、今季初の先制点をチームにもたらしたこの活躍により、西口監督の監督初勝利や上田のプロ初勝利も見えていた
しかし、6回の攻撃で物事は急展開を迎える
投手陣の崩壊
西口監督が2番手として送り出した羽田投手が先頭の小郷選手への四球から崩れ、続く連打を浴びて3点を失ってしまったこの結果、登板した羽田は1死すら奪えずに降板
このピッチャーは高卒4年目の選手で、監督は「球には力がある
この経験を次につなげてくれれば」と期待を寄せた
打線の不振
また、西武の打線もこの試合では僅か3安打で1点止まりこれにより、12球団の中で唯一白星がなく最下位に沈んでいる
4月4日からは、5位のソフトバンクとの敵地3連戦が控えており、昨季のリーグ覇者である相手との戦いで仕切り直しを図る必要がある
西武ライオンズの開幕4連敗は、チームの現在の課題を浮き彫りにしています。特に投手陣の不安定さが目立ち、今後の戦いが厳しくなる可能性があります。しかし、ルーキーの活躍もあったため、希望は残っています。
ネットの反応
西武ライオンズが46年ぶりの開幕4連敗に直面したことについて、ファンからのコメントが多く寄せられました
その中には、連敗を止めることへの期待も見られましたが、特に雨天による試合の流れや重要な選手の不在に対する不満もありました
例えば、経験の少ない先発投手が起用されることに対しての覚悟を語る声があり、試合展開に対する複雑な感情が示されていました
また、継投ミスに対する怒りや、昨年のような厳しい苦境をもう一度経験することへの懸念も表れています
その中で、選手たちが焦らず一歩ずつ進むことの重要性が強調されています
さらに、一部のファンからは赫々(かくかく)として見えた初勝利への期待や、他チームとの対戦を見越した前向きなコメントもありました
選手の個々のパフォーマンスに関して厳しい評価もあり、特に打撃やピッチングにおける安定感の欠如を指摘する声が数多くありました
ファンは勝負どころでの選手の頑張りやチームの改善を強く願っており、各選手への信頼や期待を持ち続けていることが多く見受けられました
全体として、ファンの思いは深く、勝利への期待と今後の成長を見守る姿勢がコメントから伝わってきました
ネットコメントを一部抜粋
隅田が連敗を止めてくれれば、と思っていたが…
焦らずひとつずつ勝っていきましょう。
一旦地の底に落ちたチームを建て直すのは簡単ではない。
安心してください次は今パリーグで一番弱いホークスです。
若手が伸び悩み、勝負どころで踏ん張れない試合が多い。
キーワード解説
- 西口監督とは? - 西口監督は西武ライオンズの指導者で、選手の成長を促しつつチームの戦略を担う重要な役割を担っています。
- 適時三塁打とは? - 試合状況で得点が入るシチュエーションでの三塁打のこと。選手が三塁まで進み、他の選手が得点を挙げることが期待されます。
- 四球とは? - 投球がストライクゾーンに入らない場合に与えられる無条件の塁進。バッターには特に有利な状況です。

