彼は、2日に支配下登録されてから初のマウンドであり、この日のパフォーマンスは1軍昇格を目指す強いアピールとなった
試合は中日が4−3で勝利を収めた
支配下登録からわずか2日後の登板であることもあり、三浦選手は「いつも通り、しっかりとやればいいという気持ちで」自然体で臨んだ
対する阪神打線は先発野手を全て右打者で揃え、試合の初めから彼に挑んできた
結果として、2回1死の時に中川選手に対して変化球を投げ、これが中越えの本塁打となり、阪神に先制点を与える一因となった
しかし、中盤以降は彼の持ち味である力強い直球が冴えわたった
強気に胸元をつく140キロ中盤の直球と変化球を駆使し、多くの打者を凡打に打ち取った
特に、2回のホームラン以降は18人連続でアウトを重ねる好調ぶりで、「しっかりインコースを突いていけば、大きなミスはないなと思い、どんどん投げられた」と語り、納得の表情を見せた
8回には連打や四球などが続き、2死満塁のピンチを迎えるも、彼はこの日の98球目で押し出し四球を与えて交代となった
それにも関わらず、90球を超えた後でも直球の速度は146キロを記録し、球威が衰えていないことを証明した
三浦選手の投球は安定感があり、彼が挑戦を続ける姿勢が見受けられます。プレッシャーがかかる状況でも落ち着いた態度で臨む彼の姿は、今後の成長に期待がかかります。1軍昇格のチャンスを確実に掴むために必要な経験を積んでいる今後が楽しみです。
キーワード解説
- 支配下登録とは?選手が公式にプロチームに所属するための手続きを指します。
- ウエスタン・リーグとは?プロ野球の二軍選手がプレーするリーグで、選手の成長が期待される場です。
- 直球とは?投手が最も基本的な投球方法で、ボールを真っ直ぐに投げることを指します。

