ロッテ・小島和哉、楽天戦で魅せた8回無失点の完封劇

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2025年4月5日、ZOZOマリンスタジアムで行われたプロ野球の試合で、千葉ロッテマリーンズの小島和哉投手が先発し、楽天戦で8回105球を投げ無失点で今季初白星を手にしました

彼は7奪三振を記録し、試合を通して安定した投球を披露しました

試合後、小島はお立ち台で「2日前のピッチングがひどすぎたんで…」という言葉から始まり、登板2日前のブルペンでの調整について振り返りました

ブルペンとは、試合前に投手が投球練習を行う特設エリアで、投手が自己のフォームや球質を確認する重要な場所です

小島は「良くなかった」という自らのピッチングを分析し、どこが問題だったのか考え続けたと明かしました

開幕戦でのソフトバンク戦では、4四球を与え4回73球1失点で降板せざるを得なかった小島ですが、今回は明確な改善が見られました

彼は「100球ぜんぶ良かったわけでもないし、悪かったわけでもない」と述べ、前回の試合での反省点を踏まえて、相手を抑えることだけに集中することでメンタルをコントロールしたと語りました

試合の緊迫した8回には、楽天のドラフト1位ルーキー宗山塁に二盗を許しましたが、続く打者・伊藤裕季也を131キロのチェンジアップで空振り三振に仕留め、ピンチを切り抜けました

このチェンジアップは速球の後に投げられる変化球で、打者のタイミングを外すために非常に有効です

小島は「一塁が空いていたので、四球でもいいやと余裕を持てた」と振り返り、冷静さを保つことが成功の要因であったと強調しました

今後の展望について小島は、「この状態をキープするのではなく、次の試合に向けてしっかりバッターと対峙することが重要」と語り、さらなる成長を目指す姿勢を示しました

今回の小島選手の投球は、彼の成長を感じさせるものでした。前回の試合からの反省点を分析し、メンタルをコントロールすることの重要性を実感しました。今後の成績も楽しみです。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:ブルペンは投手が試合前に投球練習を行う場所で、フォームや球の状態を確認するために重要です。
  • チェンジアップとは?:チェンジアップは、速球の後に投げられる変化球で、打者のタイミングを外すために使われます。

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