山川、今季初ホームランでソフトバンクを大勝に導く

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◇パ・リーグ ソフトバンク11―1西武(2025年4月6日 みずほペイペイD) この試合は、ソフトバンクが本拠地であるみずほペイペイドームでの初勝利を収め、また、今シーズン初の“どすこい”ポーズを披露した

ソフトバンクの不動の4番バッター、山川穂高が今季開幕から8戦目を迎え、30打席目にして待望の今季1号ホームランを打ち上げた

「打たないと開幕できないのでね」と語った山川は、ヒットではチームに貢献できないと感じ、確実なホームランを狙っていた

試合は初回、2死一塁の場面で先制の2ランホームランを放つ

西武の先発投手・渡辺の高めに浮いたカーブを捉え、打球は左翼スタンド中段まで飛んで行った

ベースを回る頃には、観客が湧き上がり、山川に向けて「どすこい」と叫ぶ声が響いた

その後も山川は調子に乗り、3回2死二、三塁で右のフェンスに直撃する2点適時打を放ち、5―0の場面でも左越え適時二塁打を記録

これにより、3打席連続の安打を達成し、合計で3安打5打点の大活躍を見せた

山川は開幕から前日5日までの7試合で僅か2安打1打点、打率・069という低調な成績が続いていたが、自宅に持ち帰った試合用バットでスイングを見直し、見事に結果を引き寄せた

小久保監督は「心配はしてなかったが、4番が打つことでチームに締まりが出る」と山川の活躍がもたらした勝利を喜んだ

なお、ソフトバンクの他の選手、柳田も5回に右前適時打を放ち、チームに貢献した

「自分のスイングを意識することだけを考えた」と語る柳田は、良い打球が飛んだと手ごたえを感じていた

山川選手の復調はチームにとって大変重要な要素です。特に4番バッターとしての役割は、他の選手にとっても精神的な支えになります。今後の活躍に期待がかかる中、彼がどんなプレーを続けていくのか楽しみです。また、監督の発言からもチーム全体が彼の成長を見守っていることが伺えます。
キーワード解説

  • どすこいとは? 有名なレスリングのポーズを模倣したもので、選手の個性を表すスタイルの一つです。
  • カーブとは? ボールが投げられた際に、通常の直球とは異なり、ボールがバッターに向かって曲がる変化球の一種で、タイミングを外すためによく使用されます。
  • 適時打とは? ランナーが得点をするために、バッターがヒットを打つことを指し、試合において重要な役割を果たします。
  • サイクル達成とは? 同じ試合で単打、二塁打、三塁打、ホームランの4種類のヒットを記録することを意味し、非常に珍しい快挙です。

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