この会議では、日本ハムが3月26日付で「プロ野球暴力団等排除対策協議会」および「一般社団法人日本野球機構」から受けた「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」の改善勧告について言及がありました
森野氏は、「11球団のみなさんがやっていることに沿ってやっていく」と発言し、NPBでは今季からインプレー中に撮影した選手の写真や動画等の配信が禁止とされていることを説明しました
本来の規定では、一部の例外が許可されており、日本ハムは昨シーズンと同様の運用を行ってきました
これに関連して、森野統括部長は、「12球団の皆さんとの確認部分に関して、抜けていた部分もあった」と振り返り、「我々が勝手な解釈の中で進めてしまっていたことに対して謝罪をさせていただいた」と述べました
日本ハムは改善勧告を受けた31日に、「主催者が承認した場合」という条件について、ファンの球場体験向上を図る目的で運用していたことを報告しています
さらに、規則の在り方についてNPBや関係者と協議する意向も示しています
森野氏は、「我々が誤った解釈をしていましたという部分と、規定に従って運用していく必要があるとの内容については、今後ホームページで公開させていただきます」と説明しました
日本ハムがプロ野球撮影規程の改善勧告を受け入れたことは、ファンとの交流を深めるための努力といえます。森野統括部長の謝罪や今後の運用についての説明は、チームとファンとの信頼関係を築くために重要なステップです。
ネットの反応
日本ハムファイターズが発表した、試合中のSNS投稿禁止に対するファンの反応が多く寄せられています
一部のコメントでは、選手や審判を中傷するような投稿が問題視されているものの、SNSを通じての試合の楽しみ方が奪われることに不満を抱くファンも多いです
一方で、日本ハムが注意を受けた理由やNPBの規約の不透明さに疑問を呈する意見も見られます
選手会からの緩和要望の声もある中で、NPBがこの規約を何のために制定したのか、多くのファンが納得できる説明を求めています
さらに、開幕したばかりのプロ野球シーズンがこの規制によって盛り下がるのではないかという懸念も広がっています
SNSは現代において情報共有や観戦の楽しみの一つですが、その利用に対する規制がファンとの関係にどのような影響を与えるのか、今後の展開が注目されます
ネットコメントを一部抜粋
選手や審判の中傷煽るような動画上げてる奴が悪い
規約に違反してないのに日本ハムが注意される理由がどこにあるのか。
せっかくWBCで世界一になって、どうしてNPBはこういう経費目的のルールばかりなんでしょうか…
試合を生配信して収益を上げることを防ぐ目的は理解できる。
ルールならそれでいいけど、普通に投稿されてるしルールやぶったらなんかあるの？
キーワード解説
- NPBとは？：日本野球機構（NPB）は、日本のプロ野球を統括する機関で、12のプロ野球チームが参加しています。
- インプレーとは？：インプレーは試合中のプレーのことで、選手やボールが試合の進行に関与している状態を指します。
- 規程とは？：規程は、特定の行動やプロセスを定めたルールやガイドラインのことを指します。
