広島、延長戦で中日と引き分け 岡本駿が緊迫の登板を果たす
◇セ・リーグ 広島1-1中日(2025年4月8日 岐阜) 広島東洋カープは、4月8日に行われた中日ドラゴンズとの試合で延長12回までもつれ込む接戦を演じ、1−1で引き分けに終わったこの試合は今季初のドローとなった
試合は中盤から緊迫した展開に突入
広島は7回から継投策を敢行し、救援投手を6人投入
最終的に12回に登板したのは、ドラフト3位ルーキーの岡本駿投手(22)である
岡本は2死一、二塁というサヨナラのピンチを背負ったが、冷静にカットボールを操り、打者・上林を空振り三振に打ち取る crucial moment(重要な瞬間)を迎え、自らの仕事を果たした
「さすがに緊張しましたが、とにかくゼロで抑えることだけを考えていた」と岡本は試合後に振り返った
前の試合ではビハインドの場面での登板が続いていたが、今回は同点の延長12回という最高の舞台を託された
1死からのヒットや犠打でピンチが訪れ、代打・中田と対峙(たいじ)した時には、敵味方の応援が最高潮に達していた
それにもかかわらず、岡本は意気消沈することなく試合の流れを読む力を発揮
岡本は「楽しめた部分もあった
いい経験をさせてもらいました
0点でつないでくださったので、何とか抑えられて良かった」と語り、冷静さを保ちながらまた一つ成長を遂げた
新井監督もその姿勢を評価し、「(緊迫した場面を)経験してもらいたかったし、やるだろうなと思っていた」と岡本の成長を喜んだ
岡本は甲南大学時代に内野手から投手に転向し、プロ入団後は短期間での成長を遂げた選手である
「困った時に直球かツーシームの選択肢しか今のところないので、そこは課題」と語りつつも、さらなる高みを目指している
今回の試合では、岡本駿投手が緊迫した場面で結果を出したことが印象的でした。特に、サヨナラのピンチを冷静に乗り越えて三振を奪った姿は、今後の広島にとって重要な戦力になる予感を感じさせました。チーム全体の士気も上がり、彼の今後の活躍が期待されます。
ネットの反応
今回のコメントでは、岡本選手に対する期待や称賛が多く寄せられています
特に、延長12回における空振り三振で試合を締めくくったことに対して「ピンチでも堂々として、自分の投球ができるところが素晴らしい」といった評価がありました
さらに「新人王を目指して欲しい」との願いも多く見受けられ、ファンからの期待の高さが伺えます
岡本選手はデビュー戦でのパフォーマンスを通じて、自身の立ち位置を確立しつつあり、今後のチームにとって重要な選手になると見込まれています
ネットコメントを一部抜粋
岡本を見てる監督の心配しかない息子見てる顔(笑)。
近年獲得した大卒社会人投手で唯一の即戦力。
ピンチでも堂々として、自分の投球ができるところが素晴らしい。
岡本みたいに素直ないい人は伸びるんやな。
岡本投手は度胸、コントロール、頭脳的投球で偉大な大先輩を彷彿させる様な。
キーワード解説
- 延長戦とは?:通常の試合が終了後も同点の場合に、試合を続けるための追加のイニングを指します。
- 継投策とは?:先発投手から救援投手に交代する戦略を指します。試合中の状況に応じて、疲労や成績に基づいて行います。
- カットボールとは?:ボールがほんの少しだけ横に曲がるように投げられる投球の技術です。この技術を使うことで、打者を幻惑することができます。

