彼は来日初登板でありながら、6回を投げて1安打1失点という好成績を記録
「ようやく投げる機会が来た
ベストを尽くしていきたい」と意気込みを語った
試合の流れとドミンゲスのパフォーマンス
試合は先発投手としての初陣となるドミンゲスにとって、特別な意味を持つ初回には、先頭の岡林選手に対して三球連続でボールを投げたが、最終的には内角のカットボールを駆使し、来日初奪三振を奪取
続くブライト選手、カリステ選手もアウトにし、スムーズな立ち上がりを見せた
特に「カットボール」という用語は、ボールの縫い目をしっかり持ちながら、握りを少し変えることで、バッターから見て回転が違うように見え、追い込むには効果的な球種である
挑戦と失点の場面
四回では先頭から2者連続で四球を与え、さらに満塁となる危険な状況を迎えてしまったこの際、細川選手の遊ゴロで1点を失うこととなった
ドミンゲスは試合後、地方球場のマウンドの特性を述べ、「マウンドは関係ない」とメンタルを強調
制球を乱した自分自身への反省が見える発言だったが、「自分のコントロールできる部分に集中したい」という意志は強かった
打席への意欲
投手としての役割だけではなく、ドミンゲスは打席でも2打数無安打ながらも太いスイングを見せ、勝ちに行く姿勢を感じさせたまた、「新しいシーズンが始まっているから、去年のことは関係ない
他の選手も一生懸命試合に取り組んでいる
自分もそこに加わりたい」と語り、チームの一員としての責任感を強く持っていることを示した
ドミンゲスのプロフィール
ジョハン・ドミンゲスは、1996年1月18日生まれの29歳で、ドミニカ共和国出身193センチ、86キロの体格を持つ右投げ右打ちの投手である
彼は2016年にブルワーズとマイナー契約を結び、これまでのマイナーリーグでの通算成績は137試合で27勝32敗、防御率3.78という数字を残している
ドミンゲス選手は初登板にも関わらず堂々とした投球を見せ、チームのエース候補として期待が高まります。しかし、四回の失点は課題として残り、今後の制球力向上が鍵となるでしょう。
キーワード解説
- カットボールとは? ボールの握りを工夫することで、バッターの目の前で急に変化する球で、ストライクを取りやすくするための技術ですが、使い方に熟練が求められます。

