周東佑京、プロ野球史上80人目の通算200盗塁を達成

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◇パ・リーグ ソフトバンク1ー1オリックス(2025年4月10日 京セラD) ソフトバンクの周東佑京内野手(29)が、オリックスとの試合で史上80人目となる通算200盗塁を達成しました

周東選手は「1番・中堅」で先発出場し、初回に199個目の盗塁を決め、続いて5回の1死から内野安打で出塁し、記念すべき数字に到達しました

試合は、3年ぶりに先発出場した渡辺陸捕手(24)が8投手を引き連れ、延長12回を戦った結果、両チーム無得点のため引き分けに終わりました

周東選手は試合後、「200盗塁だから何かあるわけではないし、特に何も感じない」と冷静に語りましたが、次の目標は「300盗塁」と意気込みを語りました

5回にはオリックスの先発エスピノーザからの内野安打によって出塁し、今季の開幕以来11試合連続安打を記録しました

周東選手は初回にも二盗を決め、この試合での“マルチ盗塁”となりました

盗塁には十分な準備が影響したと話し、対戦相手の映像を確認しながらスタートを切る自信があったと振り返ります

昨年は左膝の痛みを抱えた中でのシーズンが続きましたが、手術を経て新シーズンを痛みのない状態で迎えました

周東選手は通算成功率が826で、200盗塁達成者の中では4番目の数字を誇っています

同じくチームの高出塁率を目指す小久保監督は、1番と4番の連携を重視しています

「周東選手がしっかりと機能していれば、勝てる試合も増える」と期待を寄せました

試合は1-1の引き分けに終わりましたが、オリックスの勢いを止め、周東選手が走攻守でさらなる活躍を見せることが期待されています

周東選手の200盗塁達成は、日本プロ野球における大きな功績です。彼の冷静な態度と次の目標への情熱は、多くの若手選手にとっての手本となるでしょう。また、捕手としての役割を果たした渡辺選手の存在も、試合の鍵を握っています。
キーワード解説

  • 盗塁とは? 盗塁は、バッターが打った後に、次の塁に進むために走ることです。打者が出塁した際、通常は次の塁に素早く移動することで、得点のチャンスを広げます。
  • 内野安打とは? 内野安打は、打者が打ったボールが内野手の守る範囲内に落ちて、走者が一塁まで安全に到達できるヒットのことです。
  • 規定打席とは? 規定打席は、選手が年間に必要な打席数を満たすことで、成績が公式に記録される基準を指します。

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