この試合で、阪神の中野選手が今季初の猛打賞を記録し、チームの勝利に大きく貢献した
試合の流れ
試合は初回から動き出す中野選手は初回の1死の場面で高橋宏選手の内角直球を見事に捉え、強烈な右前打を放つ
この一打が起点となり、続く佐藤輝選手、森下選手、大山選手、前川選手と5連打が続いて一挙に4得点を挙げた
猛打賞の活躍
二回の1死一塁では中堅への二塁打、四回の第3打席でも左翼線へ強烈な適時二塁打を放つなど、合計3安打を記録したこの活躍について、中野選手は「打球が切れるかなと思ったが、切れなかったのは良いバットの出し方だ」と語った
好走塁と意識
また、中野選手はホームランを狙う意識を持ちながらも、三塁への好走塁を見せた守備の隙を突く走りについて、彼は「おとりとして相手内野陣をかく乱した」と振り返った
常に相手を意識したプレーが、彼の成長を物語っている
バットの変更が奏功
今季の打率は167と低迷していたが、使用バットの見直しがそのきっかけとなったMLB選手にも人気の「marucci」というバットを試し、しっかりとした打撃を意識して振り込むことで、今季初の猛打賞を獲得した
最後には、試合後にお立ち台にも登壇
「甲子園で一つでも多く勝ち試合を見せられるよう、選手一丸で頑張ります」と述べ、その覚悟を示した
今回は阪神の中野選手が試合を通じていかに重要な役割を果たしたかが際立つ内容でした。バットの変更による打撃改善や走塁意識が結果に結び付いたことは、今後の彼の成長に期待を抱かせるものです。
キーワード解説
- 猛打賞とは？プロ野球において、一試合で3安打以上を記録することを指す。打撃成績が優れたことを示す指標となる。
- 内角直球とは？投手が投げる速球の中で、打者の体に近い位置のボールのことを指す。打者にとっては打つのが難しい位置だが、うまく捉えられればヒットにつながる。
