阪神・村上投手、労を報いる3戦3勝でチームを牽引

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(セ・リーグ、阪神6ー3中日、1回戦、阪神1勝、11日、甲子園)阪神タイガースの村上頌樹投手(26)が開幕から3戦3勝を達成し、チームに重要な勝利をもたらした

しかし、彼自身はその成績を素直に喜ぶことができない様子だった

村上投手は5回を投げて4安打3失点という内容で降板

その一方で、強力な打線のサポートを受けて、勝利を手にした

「自分に勝ちがつくよりは、チームに勝ちがついたのが一番大きい」と語る村上投手は、試合を落とさずに投げられたことを安堵している

試合序盤、村上投手は先頭の岡林選手に中前打を許し、その後、上林選手に内角低めのカットボールを右翼ポール際に運ばれ、先制点を奪われた

甲子園球場はその瞬間、大きなため息に包まれた

しかし、直後の打線が5連打を記録し、村上投手を立ち直らせる4点を奪って逆転

以降は、二回に三者凡退を記録し、三回には無死二塁のピンチを無失点で切り抜けるなど、投手としての役割を果たした

四回には中軸を3人で打ち取る快投を見せた

しかし、五回には先頭の村松選手に死球、代打のカリステ選手に左翼線へ適時二塁打を浴びるも、ピンチを切り抜けた

村上投手は今季、開幕投手としての初登板から3戦3勝を達成したのは21年ぶりの快挙

コメントの中で「勝ちたい思いもありますし、野手の皆さんのおかげです」と再度感謝の念を表した

2021年には初の2桁10勝を達成し、リーグMVPと新人王をW受賞した彼だが、昨シーズンは7勝11敗と苦しい戦いを強いられた

村上投手は「メンタルも鍛え直さないといけない」と反省しつつも、「0-1で負けるよりも、5点取られてもチームに勝ちがつくのがいい」と、チームの勝利を第一に考える姿勢を見せた

次回の開幕戦の相手は広島で、先発は森下選手だ

村上投手は、他球団のエースと対戦し、自信を深める中で、よりよいパフォーマンスを発揮し続ける決意を述べた

村上投手の開幕からの素晴らしい成績は、チームの勝利に大きく寄与しています。彼が記録した3戦3勝は、阪神ファンにとっても喜ばしいニュースでしょう。打線のサポートがあったとはいえ、重要な場面で踏ん張る姿勢は評価に値します。今回の試合を通じて、チーム全体の士気も高まることが期待されます。
キーワード解説

  • カットボールとは?:カットボールは、速球に似たスピードで投げられ、通常のストレートよりもわずかに切れることで打者を翻弄する投球フォームの一つです。
  • エースとは?:エースとは、チームの中で最も優れた投手を指し、試合の大勝負を任される役割を持っています。
  • MVPとは?:MVP(Most Valuable Player)は、そのシーズンの試合や大会において最も価値のある選手に贈られる賞です。

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