ヤクルト・増田珠がスタメンで活躍、左投手に対する好調さを示す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
(セ・リーグ、DeNA5-4ヤクルト、1回戦、DeNA1勝、12日、横浜)ヤクルト・増田珠(しゅう)内野手(25)が「6番・右翼」で今季初めてスタメン出場し、3打数2安打1打点の素晴らしい成績を収めた

試合は0−2で迎えた五回、増田が左腕のケイが投じた153キロの速球を捉え、左中間に二塁打を放つ

その打撃はチームにとっての初安打であり、「自分は力が入るとファウルになってしまう

打つポイントだけを意識して、言い聞かせながら打った

チームとしてなかなか1本出ていなかったので、1本出したいなという気持ちでいきました」と語った

増田は9日の阪神戦では代打で登場し、同点となる適時二塁打を放ち、勝利に貢献した

今回の試合では、対左投手における打率は・429(7打数3安打)という安定した成績を残し、微妙なスタンスを保ち続けた

「代打でいくときも左投手だし、きょうも(先発は)左投手

いつでもスタメンで出られるよう気持ちの準備はしていたので〝よし来たな〟と

いい結果につながってよかった」と増田は自信に満ちた表情で語る

試合は1点差で敗れたが、増田は八回に石田から右前打、九回2死満塁ではウィックから押し出し四球を選び、打点を上げた

チームは0−5から4得点をあげる追い上げを見せ、増田は「すごく今、チームがいい状態というか、皆で頑張ろうという意識が芽生えている

その気持ちに乗って、次につなぐんだという気持ちだった」と述べた

横浜高時代に何度もプレーした思い出の横浜スタジアムでの活躍に、増田は高津監督からも高い評価を受けている

「シュウ(増田)はバットを振っていって、何とか結果を出すスタイル

思い切りがいい

もちろん配球をよんだりもするけど、仕掛けていく姿勢が素晴らしい

見ていて期待が持てる」と信頼を寄せられている

増田にとって母校の横浜高が3月の選抜大会(甲子園)で優勝したこともあり、「僕ものっていきたい」と意気込みを見せた

増田珠選手の活躍は、チームにとって貴重な存在であり、今後の試合でも彼の打撃が鍵を握ることが期待される。特に左投手に強い打率は、機会を増やす要因となりうる。今後の成長が楽しみな選手だ。
キーワード解説

  • 打点とは?:試合での得点に貢献した選手に与えられる指標。打点を記録することで、自らの打撃がチームにどう貢献したかが示される。
  • スタメンとは?:試合開始時に出場する選手のこと。スタメンに選ばれることは、その選手がチームでの信頼を受けていることを意味する。
  • 対左投手とは?:左腕の投手に対して打者が持つ成績。左投手に強い打者は、右打者にとっては相対的に有利な立場となるため、注目される。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。